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❖我が家の居候卒業式(第二部)〜Graduation ceremony for residents of my home (Part 2) 〜❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年3月20日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

◆我が家の居候卒業式(第二部)◆
いよいよ我が家(現在はホテルだが)で最後まで居候をしていた奴(通称、ガマ美)の卒業式の日を迎えた。私の出国が迫ってきて、また少しずつ春らしい日が増えてきたので、昨日の日中にリリースという名の卒業式を挙行したわけである。

式自体はホテルのテーブルを会場にした。卒業生の帽子も被って雰囲気はバッチリである。帽子の色使いは、現在の世界情勢を踏まえて青色と黄色にしておいた。ガマ美も帽子が気に入ったようで、帽子を被って得意気な様子であった。

ガマ美もそろそろ卒業式だろうと分かっていたのか、朝に最後の脱皮をしていた。しかしいつも通り、脱ぎっぱなしだったので、それを水に浮かべてみると、色こそ茶色だが、岐阜県の卒業式で伝統的に行われている「白線流し」のように見えた。

その後、いつも散歩していた荒川に向かった。ガマ美と出会ったのは川から少し離れた住宅地であったが、まだ完全に春の暖かさにはなっていないので、住宅地では寒さを凌ぐための土が見つからないかもしれないと考え、川沿いをリリースポイントに決めた。

天気は晴れで、空気も暖かい。川沿いならば、脱水症状にもならないだろう。

私はガマ美を草むらにリリースしてみた。最初、ガマ美は何が起こっているのか分からない様子で止まっていたが、自然の導きを感じ取り、茂みの方へ向かっていった。これでお別れにしようと思っていたが、周囲でかなりの数の鳥が鳴いているのが気になった。茂みに姿を隠したとはいえ、草の丈はさほど高くない平坦なので、ガマ美にとってこの場所は防御力が低いのである。

同様に国土のほとんどが平坦で、農業には適しているが、防衛戦には不向きな国が今まさに侵略に苦しめられている。ウクライナの地は、これまでも外敵の侵攻に悩まされてきた。高い山や大きな川がほとんどないため、進軍しやすく、抵抗する側は防衛拠点を作りにくいのである。それでもウクライナの方々は必死に国を守っている。厳しい状況が続いているが、彼らの祖国への愛の深さが不当な力を跳ね返してくれると信じている。
Similarly, most of the land is flat and suitable for agriculture, but unsuitable for defense wars are now suffering from aggression. The land of Ukraine has been plagued by the invasion of foreign enemies. Since there are few high mountains and large rivers, it is easy to advance and it is difficult for the resisting side to create a defense base. Still, the Ukrainians are desperately defending the country. Although the difficult situation continues, I believe that their deep love for their homeland will repel their unjust power.

ガマ美がリリースされた場所も、簡単に外敵に攻め込まれてしまうのではないかと心配になり、草むらに身を潜めていたガマ美を再び捕まえて、リリースの場所を変更することにした。

結局リリースしたのは、かなり入り組んだ垣根のような場所となった。ここは水場より少し離れるが、日中でも日陰になり涼しく、土も湿っているので、日中はここに潜んでもらい、外敵に見つかりにくい夜になってから移動してもらえばよいだろう。

「荒々しい自由の海には、波がつきものだ。」
これはアメリカの政治家で、アメリカ独立宣言の起草に関わり、第3代大統領にもなったトーマス・ジェファーソンの言葉である。この言葉のように自由というものを手に入れ保持し続けるには、厳しい試練が待っているのである。ガマ美は自由の身になったが、それは外敵の脅威などと向き合いながら自分で自由を守る立場にもなったことを意味している。それはウクライナの人々も同様で、大切で価値の高い自由を保持するためには、時として戦わなければならないことを示している。誰かが守ってくれるわけではない厳しい現実がある。だが、正当と不当を見極め、国際社会が全体として自由を大切にする仕組みにも、更なる前向きな対応を期待したいところである。
"The rough sea of freedom is accompanied by waves."
This is the words of Thomas Jefferson, an American politician who was involved in the drafting of the Declaration of Independence and became the third president. There are harsh trials awaiting us to obtain and retain freedom as in this word. GAMAMI became free, which means she was in a position to protect herself while facing the threat of her foreign enemies. It shows that the Ukrainians do the same, and sometimes they have to fight to maintain their precious and valuable freedoms. There is a harsh reality that no one will protect. However, I would like to expect further positive response to the mechanism by which the international community values freedom as a whole by distinguishing between justice and injustice.

さて話をガマ美に戻すが、奴の居候生活は5ヶ月であった。最後に卒業おめでとう!

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