❖巨神兵？❖　まいに知・あらび基・おもいつ記（2021年11月28日）

（長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を）

「どうした化け物、それでもこの世で最も邪悪な一族と言われた末裔か！」、奴はこのセリフを投げかけられた存在のように、四肢で身体を持ち上げていた。セリフはアニメ版『風の谷のナウシカ』の中のもの。クシャナが巨神兵に放った言葉。押し寄せる王蟲に対抗するため、不完全な状態だが仕方なく急いで覚醒させたため、身体が出来上がっておらず、本来ならば直立二足歩行ができるところ、アニメの巨神兵は四肢を使って身体を起こすので「精一杯」。一方、奴は不完全な覚醒ではないが、私が奴の前方に手をかざしたため、それに対抗しようと、自分を大きく見せることで「精一杯」。どうやらこの姿勢はかなり無理をしているらしく、私が手をかざすのを止めると、疲れたのかすぐに腰を下ろしてしまった。単に四肢で身体を持ち上げているつながりで何となく結びつけた「巨神兵」と「奴」であったが、もう一つ共通点があった。巨神兵は口から淡いピンク色の強力なビーム（プロトンビーム）を放ち、あらゆるものを攻撃する。実は奴も口からピンク色のビームのようなものを放ちあらゆるものを攻撃する。奴の場合は、目の前のエサと認識されるものに対する攻撃である。動画でも奴のビームをとらえるのは大変で、動画をスクリーンショットしてみても、画像がブレていることから、奴のビームのスピードがかなりのものであることが分かる。しかしこの強力なビームは、目の前で動くものに対して、無差別に放たれる。ハエやクモやコオロギだけでなく、動くはずのない人工餌でも割り箸でつついて動かすと、それに対しても発動される。ただそこまで目が良くないので、人工餌をつつく割り箸に向かってビームが放たれることも珍しくない。奴は、今日も動く何かに向けてピンク色のビームを放つことだろう。