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❖NOと言えない弱気な自分❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年11月27日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

NOと言えない弱気な自分。
午前中の授業が終わり家に帰る前、カフェで一仕事しようと、行きつけということでいつも通り「サンマルク」に入った。そして、いつも通り「アイスコーヒー」を注文した。いつも通り「300円」を支払った。いつも通り「レシート」を受け取った。いつも通り「レシートを胸ポケットに」しまい込んだ。ここまでは順調に「いつも通り」だった。しかし、その次に起こった出来事は「いつも通りではなかった」。いつも通り「トレーはいらないのでそのままで結構です」と店員に声をかけようしたとき、その店員が持っていたのは「ホットコーヒー」であった。商品を持ってきた店員と、注文を受けた店員は同一人物である。確かに、私は「アイスコーヒー」と言ったし、店員も注文を聞いたときに「アイスコーヒー」と復唱した記憶がある。しかし出てきたのは「ホットコーヒー」。一瞬、何が起こったのか分からず思考停止してしまった。もしかしたら私は「アイスコーヒー」と言ったものの、復唱された言葉は実は「ホットコーヒー」で、それに同意したのかもしれないと考えてしまった。そして、後の客が結構並んでいるというプレッシャーもあり、僅かな時間しかかからないはずだが、その場でポケットのレシートを確認して、自分の正しさを証明するよりも、確認してみてレシートに「ホットコーヒー」と記されていた場合に私の勘違いにより生じかねない迷惑時間に対する後ろの客の冷たい視線のリスクが大きくて、そのまま受け入れてしまった。また仮に「アイスコーヒー」と記載されていた場合でも、作り直してもらうことで後ろ客にとって予想外の時間が発生してしまうので、その空気の中、「アイスコーヒー」を待てる自信もなかった。だから結局、受け入れた。「ホットコーヒー」を受け取り、2階席に上がった。席についてレシートを確認してみる。レシートには「アイスコーヒー」と記載があった。これで堂々と交換してもらえると安堵したが、今度は違う懸念が頭をよぎった。もし今から交換に行ったならば、店員はなぜ私が受け取って2階に上がったのか不思議に思うだろう。これがサイズの勘違いなら、2階に上がって、よくよく見てみると違うことに気づくというのも理解してもらえるだろう。だが、私の場合、「アイスコーヒー」と注文したのに、「ホットコーヒー」が出てきて、そのまま持って2階に上がるというのは、普通ならば理解されないだろう。ややもすると、怪しい人だとか、厄介なクレーマーだとか思われてしまうかもしれない。結局、その「ホットコーヒー」をそのまま飲むしか選択の余地はなかった。コーヒーの味はいつもよりも「ほろ苦く」感じた。

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