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❖民主主義の火が消えないように❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年10月26日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

最近、民主主義とか民意とかいうものの力や意義を説明しにくく感じる。教科書には民主主義や民意の大切さが書かれているが、現実の世界で、それを大切にした動きがどれくらいあるだろうか。世論が加熱や暴走しやすい面があるのは確かだが、だから世論に目を向けないというのは違うだろう。世論として示されている割合が正しく実態を表しているわけではないのも事実だが、だから世論に配慮しないというのは違うだろう。それほどに民衆は愚かで、考える力がないと思われていて、何事かを決める側にいる人々にとっては雑音に過ぎないのだろうか。火のない所に煙は立たないはずだ。火山噴火なのか、大火事なのか、ボヤなのか、何かを焼いているだけなのか、程度の差はあるだろう。しかし火は間違いなく存在するだろう。それなのに真剣に相手にせず、多分たいしたことがないだろうと気にしないのはいかがなものか。民衆はいつオオカミ少年のようなことをしたのか。むしろオオカミ少年だったのは逆の立場の者たちだったのではないか。ただこの国の民衆は、良くも悪くもお人好しかもしれない。だから、忘れてしまう。そして、また困る。その繰り返し。「許そう、しかし忘れまい」。シンガポールのスタンスを見習ってはどうか。忘れてしまっては、困ったことが再び起こったときに思い出しても、まさに後の祭りである。そうしないと、民主主義とか民意はいつまでたっても、この国にとって似合わない服だからである。

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