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◆30年くらい関わりがないけれど寂しい◆ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年1月31日)
本日をもって北海道の帯広市にある「藤丸」という道内資本の百貨店が閉店します。昨日の十勝毎日新聞の電子版や、今日のYahoo!ニュースで取り上げられていました。
北海道内資本の百貨店としては、この藤丸が最後に残っていたようです。
調べてみると、1992年が売上高のピークで145億円を計上しており、ちょうどその頃、私は中学生で帯広市に住んでいました。ただ、帯広市といっても、私は西22条という中心部からかなり離れたところに家があったので、藤丸をそれほど利用したことはありません。それでも、親と一緒に藤丸で買い物をしたり、食事をしたりしたときは、セレブな気分になれて非常に嬉しかったと記憶しています。
そのときから30年ほど時は経ち、その間に藤丸を訪れたことはおそらく1回だけですね。早稲渋に勤めていたときの夏の一時帰国で、北海道旅行をして帯広に立ち寄った1回です。ですから、実質30年間は関わりがなかったといえます。そんな状態ではありますが、かつての記憶と結びついている百貨店が閉店するというのは寂しいものです。
3年前には函館市の「棒二森屋」が閉店していて、こちらも高校時代に函館に住んでいた者としては、何とも悲しい知らせでした。そして棒二の建物を引き継いでいた「函館駅前ビル」も、去年2022年1月末で閉館となっています。
小学校時代を過ごした北見市も、シャッター商店街になっていて、北海道の経済の冷え込みは深刻です(これは北海道に限った話ではなく、日本経済全体と考えるべきですね)。
地方経済の活性化を中長期的な視野で真剣に考えねばなりませんね。
政治経済の授業でも、こういったテーマを扱い考えてみると「社会『で』教える/社会『で』学ぶ」に繋がると思うので、3学期のどこかで実践してみます。
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