57* 【成功者から学ぶ#2】堀埜一成*経営判断を下す際の「後出しじゃんけん」がとても戦略的だった〜サイゼリヤ社長~
こんにちは、野々村健史です。
毎日note!
※最近サボり気味でした。再開します!
いつも読んでいただきありがとうございます。
突然ですが、皆さんは、ファミリーレストランと言われてどこの飲食チェーンを思い浮かべますか?
私の場合、まず思い浮かぶのが、イタリアンのチェーン店、「サイゼリヤ」です。
サイゼリヤ公式ホームページ
というのも、学生時代から、よくお世話になっていたのが大きいかと思います。
学生の味方「サイゼリヤ」
安くて美味い!
私のサイゼリヤのイメージは、これです!
特に、看板メニューのひとつである、『ミラノ風ドリア』にはお世話になりました。
ワンコインで、あのクオリティの料理が食べられて、お釣りが来るのは、お金のない学生には大変嬉しいものです。
現金決済は、後出しじゃんけん
そんなサイゼリヤに、先日久しぶりに行ったら、レジで、「当店は現金決済のみとなっております。」と言われました。
「へぇ~~!今時、現金しか受け入れてないのか」と思いながら、キャッシュレス派で現金を持ち合わせていなかった私は、一緒に居た友人に代わりに立て替えてもらうことになりました。
今、この時代になぜ現金決済にこだわるのか?ということに興味を持って、サイゼリヤについて、色々調べていると、
こんな面白い記事を見つけました!
日記ビジネス『現金決済にこだわる「サイゼリヤ」、社長が真意を明かす』
現社長の、堀埜氏によると、現金決済にしているのにも理由があるそうです。
記事によると、
最終的には乗るんですよ。キャッシュレスはやるんです。でも究極の後出しじゃんけんをするつもり。というのは、確かに手数料率もあるんですが、ハード(端末)の開発速度を見てるんです。1100店もあると、ハード代がばかにならない。「それに何億円使うの?」となるでしょう。
変更に弱い端末を入れてしまうと、PayPayとか新しい決済手段が入ってきたとき、後付けできないとかとんでもないことになる。この分野って開発速度がすごい速いんです。今後どう変わっていくか分かんないんで、そのハード側に金を使いたくないなというのがある。そういうのを見ながら、いつやろうかと考えています。
だそうです。
ちゃんと、戦略的にタイミングを見ているのですね。
Amazonとの協業
また、サイゼリヤでは2019年7月からAmazonと組んでキャンペーンを始めているそうです。
現金で支払った際のお釣りを、アマゾンギフト券として受け取ることができるのだが、お釣りに2%上乗せした金額で受け取れるそうです。
ギフト券は、Amazonのネット通販や動画配信サービスでもちろん利用が可能だそうです。
これは、Amazonからサイゼリヤへの提案だったそうです。
この話が来た時、堀埜氏は、
くっついてって損はしない。間違いなく世界のAmazonだし、いろんなことをやってくれるだろうから面白いだろうなと思いました。いろんな情報が入ってくる可能性があるし、彼らは(近未来の)日本像が見えているわけですから。
と言っていたそうです。
時代の流れに左右されたり、目先の利便性だけを見るのではなく、長期的に見て必要かどうか、上手くいくかどうかを見極めて、経営判断されているのが素敵だなと感じました。
最後に
今後、遠くない将来、私も経営者として事業を立ち上げていきます。
そんな経営者として、事業を立ち上げて経営判断を下していく際に、こういった視点を大切にしていきたいと思います。
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