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【UIUX体制づくり】各部署の目標を知る
まえがき
株式会社ラクスのサービスデザインチームで
Mail DealerのUIUXデザインを担当しているたけしまです。
高品質なUIUXを提供できる体制づくりとして、
開発、企画、営業、サポートと連携強化のために行った施策を紹介します。
1.課題
UIやUXデザインの改善を担当しているとこんなことありませんか?
・時代に合った新しいUIを組み込みたい
・業務効率化が図れる導線改善をしたい
・顧客の製品体験(UX)を良くするためにUI改善したい
でも、すべてが案件化されないこともある。
どうして?絶対今よりも良い製品になるのに。。
2.原因
案件化されない理由に以下のようなものがあるかもしれません。
・どんな効果が期待できるか伝わっていない
・他部署の業務や目標にどうリンクするか考えられていない
・ビジネス優先度に添っていない
事業部の目標に対してはどの部署も同じ方向を向いていますが、その目標がブレイクダウンされたものがそれぞれの部署にあります。部署ごとの業務は異なるため、当然内容も異なってきます。そこを理解せずに一方的にデザインの話をしても通りづらいのは当たり前なわけです。
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3.各部署の業務と目標を知る
聞きたいことをメモ帳に書き出したら各部署へヒアリングしてみましょう。
営業では、ナーチャリング(顧客育成)や新規契約獲得など。サポートでは、初期導入フォローやLTV向上など。の話や、課題が出てくると思います。それらを聞いた上でデザイン改善の提案書を書いてみましょう。
![他部署を知る03](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63362109/picture_pc_8c380c27a9dff5a56c1c3778d7b9be85.png?width=800)
4.提案
デザインを改善すると事業部や各部署の業務・目標にどんな好影響を出せそうか仮説を立て、対象の部署へ実際に効果が期待できそうか確認をします。
・初期導入がスムーズになり短期間で運用開始できる。
・ナーチャリングがしやすくなり成約率向上が期待できる。
・業務効率の向上が期待できるためLTV向上が期待できる。
![他部署を知る04](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63362135/picture_pc_78db80581e11a39b014c0ce507e06f1f.png?width=800)
5.結果
各部署の業務と目標を知ったうえで提案を行うようにした結果、以前よりもデザイン改善の提案が案件化されるようになってきています。
良いUIUXを顧客に提供したいのに案件化がされず困ってるんです!という方は、ぜひ一度試してみてください。
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