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【宿泊事業者・ワーケーションやりたい方向け】1週間京都で話題のワーケーションをやってみました。場所にとらわれない仕事の仕方を考える。

1週間京都で話題のワーケーションをやってみました。
先日まで実をいうと地元愛知県の事務所を離れて1週間程度京都に滞在をしながら仕事をしていました。いわゆるワーケーションという働き方です。

ワーケーションをやってみたい、サービスとして提供したいという方に私の経験が役立つのではないかと思ったので、noteにまとめたいと思います。

ワーケーションとは

ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語です。休暇中に仕事をこなすという働き方の一つです。


私の場合は「バケーション」(休暇)はほとんどなくパソコンを開きながらデスクワーク、オンラインMTGをやっていたのでワーケーションになっているかどうか少し怪しいところですがこんなかたちのワーケーションもあると思っていただければと思います。


これは、テレワークと言うインターネット通信網を駆使して遠隔の休暇を楽しんでいるエリアから仕事をする一つの手法です。

日本では、テレワークと言う働き方の延長線上であると捉え、テレワークが自宅で働くことを指すのに対してワーケーションは自宅外で休暇を楽しんでいる場所にて、仕事をこなす言葉として使用されています。

日本では、1990年頃のIT企業成長期に、ワーケーションの働き方を取り入れた企業が多く、浸透した理由はIT業界においては場所に捕らわれて仕事をする環境下ではない場所では仕事が出来ないという考えを持つことが疑問視をされ始め、業務が忙しくなったがゆえ、休暇中においても仕事を優先する働き方として定着していったと考えられています。

コロナ禍で加速するワーケーション

コロナの影響下で、休業が増えたり、自宅で仕事を行うテレワークが増加しました。

その中でテレワークと言う働き方が増えて称賛された理由は、会社の業務を自宅に居ながら行うことが出来、家事とプライベートを両立させることが出来る働き方であるため、注目を浴びています。

ワーケーションを行ってみた理由

私の仕事は研修やコンサルティングが多いため、以前は打ち合わせや移動時間がとても多かったですが、今年はリモートワークを導入しているお客様が多く、オンラインで打ち合わせを行い、そのままオンラインで研修、SlackChatworkBOXといったツールを使いながらプロジェクトを進行していくということがとても多くなっています。

例えば、午前中はホームページからお問い合わせを頂いた東京の企業さんとMTG、午後は名古屋の企業さんさんとMTG、夕方は再び名古屋の企業さんとオンラインで勉強会となっており、あまり移動時間を気にする必要がなくなっており、事務所で仕事を行うことが出来ており、仕事の効率性という意味ではかなり上がっています。

どこでも仕事が出来るのでは・・・!

とはいいつつもお客様と対面でお会いすることが月に1、2回ということも・・・。

最初はとても効率的だと思っていたのですがここまで人に会うことがなく、事務所でずっと仕事をしていると効率性が落ちてきます。

移動をすること、体を動かすこと、対面で人と話をすることで思考が整理されたり、面白いアイデアが浮かんでくることも実感しました。

オンラインによる仕事の効率性アップもとても感じましたが、オフラインの重要性はより一層見直されてくると思います。
そんな背景もあり少し前くらいから「これは事務所でなくてもどこでも仕事が出来るんじゃないか」と思いながら、少しずつ三密を回避しながらカフェなど、事務所の外で仕事をするようになりました。

凝り固まった心と体をリフレッシュしよう

ただ、それでも自動車30分圏内くらいの場所で移動をしているのであまり気分転換にはなりません。そのため、こり固まってしまった心と体をリフレッシュしながら仕事をするために1週間程度、愛知県を離れて仕事をすることにしました。


当初は愛知県内の近場のホテルで仕事をしようと思っていましたが、それもあまり気分転換にはならずどこにしようかと思っていたところ、京都にいる知人がSNSにアップしている写真を見て「そうだ 京都、行こう。」(まさにあのフレーズです、笑)直感的に感じました。


京都は愛知県から1時間以内で行けることもあり、今まで年に1、2年に1回くらい京都には行っていますがニュースでも紹介されるくらい京都ではオーバーツーリズム問題が深刻しており、どこのお寺、神社にいっても人だらけで、休憩しようと思い、カフェに入ろうと思っても混雑していて「行きたいけど疲れる場所」となっていました。


あくまでも基本的には仕事ですが、気分転換で少し観光もしてみたいと思い、SNS等で情報を調べてみたところ、土日は人出が戻ってきているものの平日は落ち着いて観光地も見られるようだったので京都に行くことにしました。

なぜnoteでワーケーションの記事をアップしていくのか。

これには2つ理由があります。

私の仕事はLGBTQ/SOGI(性的指向と性自認)を中心としたダイバーシティ施策のコンサルティングがメインです。

今回のコロナ禍において、働き方の多様化(ダイバーシティ)が加速しているので、企業さんのお手伝いをしたいということが1点。

もう1点は、私の周りでも「リモートワークになり自宅から全然外出していない。市川さんはどうしていますか?」「(企業担当者から)ワーケーションを導入したい」という相談を頂いたり、様々なホテルの「ワーケーションプラン」を見ているのですが、ワーケーションをしたいと思っている人が求めていることとずれていることがあります。

そのため、ワーケーションをやりたいという方と、そんな方にサービス提供をしたいというホテル・旅館の方に役立つ情報をお届けしたいと思い、記事を書くことにしました。


本当はこの1つの記事内ですべてをお届けしようと思ったのですが、とても無理なので、1つのトピックで1つの記事でお届けできたらと思います。

・ワーケーションを行う前には業務分析&業務をオンライン化
・なんとなくワーケーションはダメ。何をするのかを事前に決める。
・ワーケーションをする際の事前準備
・移動拠点を決める(宿泊施設の立地)
・ホテル・旅館でのワーケーションで重要なこと・困ったこと
・Webカメラって大切
・お洒落な部屋よりも設備が重要かも

ちなみに私が行った京都に行った時期にはちょうど紅葉が始まり、緑色の葉と紅葉の共演がとても綺麗でした。

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次回以降記事をアップしていきますのでお楽しみください。

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