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(3)ノート論

前回、書くこと、について書きました。このテーマと関連性が高いのが、「ノート」。今回は、ノートについて掘り下げたいと思います。

何をノートに書いているのか?

私はこんなことをノートに書いています。

1)何かの問いについて、考えて、書く
2)新しい何かの情報を書き出して、理解する
3)もやもやしている思考の断片を書き出し、可視化し、整理する
4)思いついた問いや言葉をメモしておく(後に、仮説立てや調査をする)
5)とある時間帯に関するToDoを書く
6)何かの振返りを書く
7)会議で誰かが話したことを書く

通常、ノートに書くときは、7)が多いと思いますが(学生時代は特に)、7)は会議の時だけで、1)~6)について日々書いています。

何のノートを使っているか?

結論は、こちらです。

A)無印良品 らくがき帳
B)ダイソーのメモ帳
C)GoodNotes 5

一つ一つ詳しく書いていきます。

A)無印良品 らくがき帳

メインで使っているのが、無印良品のらくがき帳。これまで、モレスキンや、スウェーデンのwhitelines、ドイツのRHODIAなどなど、色々試しましたが、こちらに落ち着いています。

「書く」こと自体が大事だと実感したとき、紙は何でも良い、と思えるようになりました。書き心地が、というよりも、すぐに、気兼ねなく、どんどん書ける方が良いです(ちなみに、書き心地は、ノートの種類よりペンの種類の方が大事だと思っていて、それはまたの機会に)。モレスキンは高いし・・・等と考える余地を入らせること自体、思考の無駄ですし、書くことのCVRの減少につながることは避けたいです。

私は、このらくがき帳を沢山買い込んで、家のそこら中や家の外にも持ち出して、どんどんさくさく書いています。書いていることは、1)~5)です。書いては何かにアウトプットし、そして、書いては何かにアウトプットすることをし続けています。

そして、書いてアウトプットし終わったら、すぐに紙を捨てます。紙が残っていると、同じテーマに対して再度思考が始まるので効率が悪い点、紙を捨てることで、とあるタスクが完了したと思えて、自己肯定感が強まって良い点、そもそも無駄なモノを空間に存在させたくない点からです。

B)ダイソー メモ帳

これは、A7サイズで小さく、ちょっとした外出時に携帯し、電車の中や、カバンすら持っていかない時に利用しています。

元々、RHODIAのA7サイズを使っていたのですが、ダイソーのメモ帳の方が、視認性が高い(方眼の濃さが薄くて文字が映える)、価格が安い、の二点からスイッチしています。A)と同様、書くための手段であり、持つことが目的ではないので、非常に理に適った商品だと思います。

ダイソーのメモ帳は、外で利用するので、その時にメモすることは、4)や5)です。思いついたことは、後々ちゃんと考え倒した方が良いので、思いついたことをキャッチするために利用しています。

C)GoodNotes 5

GoodNotes 5はアプリです。クラウドサービスなので、iPadでもiPhoneでもPCでも利用できるので、ストック情報を書く時に使い、書くだけでなく、いつでもどこでも見直しています。よって、何を書くかというと、ストック情報となる、6)振返りや、7)会議メモについてです。

6)の振返りは、時間が少し経ってから見直すと良いですし、7)の会議メモは、プロジェクトやテーマ別時系列別に整理できるので、プロジェクトやテーマの議論の変遷を把握しやすいです。

おわりに

ということで、私のノート論でした。ノート論は時々整理するのですが、2020年6月時点ではこんな感じですね。ノートはシンプルなツールですが、目的や用途の考え方により、大事にしたいポイントが変わるノートも変わります。基本的に安価なツールですが、リターンは非常に大きい有益なツールだと思います。ぜひ、ご参考ください!

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