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Danny

めざせ個展」も残り2日となりました。明日(4/4)は丸一日会場に在廊するので、どうしたら作品を見に来てもらえるか、会いに来てもらえるかを考えた結果、出展作品の裏側を書いてみよう!と思い立ちました。出展作品は4枚(4人)あるので一人一記事で紹介していこうと思います。

この写真の彼は作曲家です。今でもサンフランシスコで作曲活動をしています。連絡はほとんど取っていないけど、インスタでその活動を見ています。

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彼との出会いは友人からの紹介でした。僕は23才の時にオーストラリアのタスマニアに語学留学をしていて、現地で日本語が堪能なオーストラリア人と友達になりました。タスマニアに行っていたのは2003-2004年のことなのですが、2015年にアメリカに行くことにして、現地でも自宅撮影を続けたいなと思い、彼に誰か紹介して欲しいとお願いして紹介されたのがこのDannyさんでした。

Dannyさんは見た目通り?とても穏やかな人でした。友人からの急な紹介にも関わらず自宅撮影を快諾してくれて、とても優しい人です。サンフランシスコにまた行けるようになったらもう一度会いたい一人です。

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彼の家で撮影したのは確かこの一回だけだったんだけど、サンフランシスコで僕がよく撮影に通っていたゴールデンゲートパークの近くに住んでいて、ご飯も一緒に行ったり(バカでかいバーガーを食べたような気がする!)、彼主催の教会でのコンサートに誘ってもらったり(写真がなかった!ショック!)とお世話になりました。

音楽を作る作業や手書きの楽譜を見せてもらい、音楽家の自宅は何かと新鮮なもので溢れていました。見たことない機材があったり、懐かしのテープレコーダーがあったり。自宅がその人自身を表すことを実感した撮影でもありました。

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「自宅=その人そのもの」という視点から、「その人の中に居るその人=純度100%のその人」を写し出したくて、モデルの自宅での撮影を始めました。モデルを取り囲む背景までもがモデル自身を表現している。いわゆるインスタ映えするフォトジェニックな場所では絶対に表現できないこの自宅撮影は本当に興味深く、帰国後もしばらく続けていました。

今はコロナのおかげで自宅撮影はしばらくしていないけど、また気軽に友達の家に行けるようになったら再開したいと思っています。あ、でもマスク姿を自宅で撮るのも悪くないですね。考えます。

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本当にたくさんの方が「めざせ個展」を応援してくれています。とても嬉しいです。僕の友達のみならず、その友達たちが自分の友人や家族にまでわざわざ連絡してくれて、「写真見ていいと思ったら投票して!」と宣伝してくれているようです。そして、「友達が、妹が、家族が投票してくれたよ!」と写メ付きで直接メッセージもいただけたりしています。

僕ってこんなに人に応援される人なんだと、ちょっと意外な思いもありますが、嬉しい限りです。ほんとにありがたやありがたや。

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ハッセル(フィルムカメラ)での撮影で、この日は露出計を忘れたのか、デジカメで明るさを測っていた模様 笑


現在「めざせ個展」で出展中のDannyさんの写真はこちら↓

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ぜひ現物のプリントを見にきてください!最終日は16時までなのでご注意ください!投票は15:30までです。


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めざせ個展
3月24日(水)〜4月4日(日)
12:00~19:00(※最終日は16:00まで)

会場はこちらの「ナダール」と「ギャラリー晴れ」です
https://g-nadar.net/about/access/
表参道駅徒歩5分(どちらも同じ建物内です)

web投票はこちらから!全作品が見れます↓
https://g-nadar.net/staff_blog/mezase2021
↑作品紹介のYouTubeのトップに僕が出てきます

サポートしてもらえるなんて、こんな嬉しいことはない。