🇰🇭射撃!ロケットランチャー② '13 プノンペン
プノンペン郊外の郊外まで連れて?こられた軍事訓練施設。ほんまかいな?ということで値下げ交渉の末ロケットランチャーを撃てることに。
ロシア製にも見える怪しい軍事トラックが警備している施設地域。安心とはとても思えない。
ざっと並べられた銃器。おもちゃの様に並べられられて「さあ。どれにする?」とある。
この頃になると客は私だけではなくて欧米人の若者カップルが妙に女といちゃつきながらやってきて合計8名くらいの銃器好きサークルの談話の様相。
トムの言葉を反芻する
「いいか、他の奴らにはロケットランチャーの値下げの話はタブーだぜ」
怖いんですけど。
熱弁して銃器の取り扱いを説明するトム。(前回の記事で命名したのがトムか、ホブか忘れたので適当)
銃器の説明モードに入ると急に男前になる。
欧米人カップル。
女「私、全部撃ちたい♡」
男「ロケットランチャーとカラシニコフ♡」
トム「追加料金で的を置けますぜ」
男女「ワーイ。お願いします」
遙か向こうに点に見えるトムが、的としてガスボンベを置く。カオス。
しばし、談笑。
「銃器類はどこから来るのか?」「ロシア製と中国製がうんぬんかんぬん」
欧米人カップル「手榴弾も追加しよう♡」
とっても怖いんですけど
欧米人カップルの女性がカラシニコフ、AK47?とかいうのを連射した。180cmはあるモデル体型の金髪美女だ。彼女は高笑いをしながらカラシニコフを連射した。
反動で銃の先端が上を向いていく。
彼女の背中に周り身体がぶれない様に支える軍人達。三人、四人と増えていく。
あんたら、金髪美女に触りたいだけではないですよね?
チャラい欧米人カップルの片割れ。ロケットランチャーを両手に記念撮影。先程カラシニコフを撃ちまくった女が高笑いで撮影している。
妙な小さいカメラを棒の先に付けている。
私が初めてGoProを見たのはこの時
(当時は知らず)
もう一つのカップルの小太りの欧米人。「ボクは手榴弾もやるぞ♡」
沼地の小池に手榴弾を投げ入れては高笑いをしている。それを見る女も高笑い。
さあ、そろそろ私の出番だ
どれにしようかな。
これが弾頭?丸ごとこの先端が着弾するっぽい。
装填して、引き金を引いた。
不発1回目
装填して、引き金を引いた。
不発2回目
装填して、引き金を引いた。
不発3回目
…装填して、私は引き金を引いた。
不発4回目
口の中が妙に乾燥する。後ろを振り返ると、心配そうな目で私を見るトム。そんな目で見ないでくれ
怖いんですけど
だんだんと後ろへ後退して離れる人々。軍人たちも下がり始める。
5回目の装填が始まった。
とっても怖いんですけど
ーータケシ
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