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コントラバンド/エイリアス (‘79)

Contraband / Alias (‘79)
‘77年のレーナード・スキナードの飛行機事故によって、バンドは解散を余儀なくされたが、残ったメンバーたちによって活動は継続された。それが今回 紹介させていただく「エイリアス」である。なお、本作が彼らの唯一作品となっている。

メンバーは、ジミー・ドーティ(ボーカル)、ドーマン・コグバーン(ギター)、バリー・ハーウッド(ギター)、レオン・ウィルクソン(ベース)、リッキー・パウエル(ベース)、ビリー・パウエル(ピアノ)、アーティマス・パイル(ドラム)、ジョジョ・ビリングスリー(コーラス)となっている。

このうち、レオン、ビリー、アーティマス、ジョジョの4人は、レーナード・スキナードの元メンバーであり、リッキーはビリーの兄弟である。また、ジミーとバリーは、のちにアレン・コリンズ・バンドやロッシントン・コリンズ・バンドに参加する。

サウンドは’79年という時期もあるが、レーナード・スキナードとは全く違うと言っても過言ではない。個人的な意見では「普通のアメリカンロック」という認識である。

マーキュリー US盤
裏ジャケット
インナースリーブ
インナースリーブ裏

オープニングの「ストリート・ファイター」をYouTubeでどうぞ。

ラストから2曲目の「デッド・ギヴアウェイ」をどうぞ。

Spotifyには該当なし。レーナード・スキナードの派生バンドでは、アレン・コリンズ・バンドが、最も雰囲気を継承していると思う。本作は、アレン・コリンズ・バンドへつながる経緯としての一枚と考えている。

再発CDもリリースされているが、安価なら購入しても良いのではないだろうか。ちなみに再発CDのアーティスト名は「アライアス」になっている。

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