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海猫/シー・レヴェル (‘77)
Cats on the Coast / Sea Level (‘77)
‘70年代半ばにオールマンズが分裂した際に、チャック・リーヴェル、ジェイモー、ラマー・ウィリアムズのオールマン勢と、ギタリストのジミー・ノールズが4人編成のグループとして、キャプリコーン・レコードからデビューした。オールマンズの演奏で常に見え隠れしていたジャズの要素を前面に出したサウンドで、フュージョン色は濃いが、オールマンズで聴いたような感じがするのは、サザンロック好きには嬉しいところである。
本作はそんな彼らのセカンドアルバムになる。当初の4人からメンバーも増え、総勢7人の大世帯となった。前作はインストナンバーが中心だったイメージがあるが、やはり大人数バンドの強みを活かした多彩な感じになっている。
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インナースリーブが、従来の「山羊」ではなく、レコーディングデータを印字したものになっている。
Spotifyのプレビューをどうぞ。
活動期間は短かったが、サザンロックから派生した中では、唯一無二のバンドである。まず、ファーストアルバムを聞いてから、本作を聴いていただければ、サウンドの変化がわかりやすいと思う。
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