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ボール・ルーム/シー・レヴェル (‘80)
Ball Room / Sea Level (‘80)
今回は、オールマンズからの派生バンドの一つ、シー・レヴェルの通算5作目であり、最後のアルバムを紹介させていただく。オールマンズの解散後、チャック・リーヴェル(キーボード)、ジェイモー・ジョハンソン(ドラム)、ラマー・ウィリアムズ(ベース)、ジミー・ノールズ(ギター)の4人でスタートし、オールマンズの隠し味になっていた、ジャズやフュージョンの部分を押し出したサウンドが魅力だった。
キャプリコーンから4枚のアルバムをリリースしたが、キャプリコーンの倒産もあり、本作はアリスタからのリリースとなっている。メンバーは、チャック・リーヴェル(キーボード)、ラマー・ウィリアムズ(ベース)、ジミー・ノールズ(ギター)、デイヴィス・コーシー(ギター)、ランドール・ブラムレット(キーボード、サックス)、マット・グリーリー(パーカッション)、ジョー・イングリッシュ(ドラム)の7人である。ドラムのジョーはウィングスにも在籍していた。
サウンドは初期の頃と比べれば、一番の持ち味であったジャズ、フュージョンの要素は大きく減衰しているが、大人数バンドならではの多彩なカラーは強くなっている。悪くはないが、ファーストアルバムにあったような「スリル感」は感じない。
レコード会社の意向なのか、ジャケットもよくわからないデザインになっている。
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YouTubeの音源をどうぞ。Spotifyには該当なし。
シー・レヴェルの変遷を知りたいマニアでなければ、購入しなくても良いのでは?という一枚。買うならファーストアルバムである。
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