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ジャクソン・ハイウェイ/ジャクソン・ハイウェイ (‘80)
Jackson Highway / Jackson Highway (‘80)
しばらく邦楽やサイコビリーのアルバム紹介が多かったので、この辺りでマイナーなサザンロックのアルバム紹介をさせていただこう。今回紹介するジャクソン・ハイウェイは、その名の通り、かつてシェールのアルバム「3614 ジャクソン・ハイウェイ」と同様、アラバマ州シェフィールドのマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオから取られている。それもそのはず、同スタジオのメンバーであったジミー・ジョンソン、デヴィッド・フッドがプロデュースしているのである。
彼らはデニス(ギター)とラッセル(ベース)のガレイ兄弟と友人のトミー・パターソン(キーボード)にブリット・ミーチャム(ギター)、ロニー・ヴァンス(ドラム)を加えた5人組で、ガレイ兄弟はゴスペルの活動をしていたこともあり、地元のアラバマ州のマッスル・ショールズ・スタジオでレコーディングをおこない、’77年にアルバムをリリースしている。そんな経緯やマッスル・ショールズ関連のミュージシャンらの協力もあり、キャピトル・レコードからジャクソン・ハイウェイとして’80年に本作をリリースした。’86年まで活動を続けたが、その後にバンドは解散した。本作が彼らの事実上の唯一作品であり、長らく再発売が望まれていたが、’10年代になってクロスロード・プロダクションからCD化された。
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ジャケットが怖すぎである。暗い夜道をクルマで走行中、こんな連中がいきなり道路脇からニヤニヤ笑って出てきたらと〜いう状況である。
肝心のサウンドであるが、AOR風味があるものの、安定のサザンロックである。さすがに彼らのバックボーンや地域性が表れている部分である。
「サークルズ」をYouTubeでの音源をどうぞ。
解散後のメンバーはそれぞれ自身の音楽活動を続け、カントリーバンドのアラバマのサポートや、マッスル・ショールズ・スタジオで仕事をするなど、現役のミュージシャンを継続している。
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