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恋の診断書〜恋のハリケーン/キャロル・ダグラス (‘75)
The Carol Douglas Album / Carol Douglas (‘75)
先日は’70年代前期〜中期にかけて、ソウルがディスコミュージックに変わっていくというお話をさせていただいた。’70年代も後期になると完全にコマーシャル化された作品が連発されるが、それまでは比較的ディスコミュージックに近いソウルも一般的であった。
今回はキャロル・ダグラスが’75年にリリースしたファーストアルバムを紹介させていただこう。新人のアーティストというより、幼少期からシンガーとしてステージに立ってきた経緯から、ミッドランド・インターナショナル・レコードと契約、「恋の診断書〜ドクターズ・オーダーズ」はビルボードのディスコチャートで2位、R&Bで9位、Hot 100で11位を獲得した。余談ではあるが、彼女はサム・クックの従兄弟にあたる。
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もう少し時代が進むと、コマーシャルに振った作品がリリースされるようになり、ポップチャートとディスコチャートの区別がつきにくくなってくるが、言い換えれば、ポップチャートがディスコミュージックによって侵食されてきたということでもある。
個人的にはこういった際どいカテゴリーの作品は非常に気になるところであり、いずれのカテゴリーにおいても微妙な作品をピックアップしてしまう。まあ、それが面白さの一つであるが。
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