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ザ・ビートルズ・オン・バロック/東京ゾリステン (‘77)

The Beatles on Baroque / Tokyo Solisten (‘77)
今回は少し変わったアルバムを紹介させていただこう。バロック音楽とロックの親和性を捉え、ビートルズの名曲をバロック音楽のアレンジで演奏するという取り組みをアルバムにしたものである。作品にはポール・マッカートニーによるものを選択し、そのメロディをいかにバロック音楽に落とし込むかに焦点を置いている。

演奏するのは東京ゾリステンで、’60年代からメンバーを入れ替えながらも活動しているオーケストラであり、その発足時のメンバーは各オーケストラからの主席演奏者で構成された。ポピュラーミュージックの愛好者でクラシック音楽に興味を持つ方は少ないと思われるが、こういった取り組みがきっかけになり、それぞれの魅力を再認識できればいいのではないだろうか。

セブン・シーズ 国内盤
裏ジャケット
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部分的に聴くと、一瞬、ビートルズのどの曲のどの部分か?と思う場面もあるが、逆に原曲をそこまでアレンジしているのが素晴らしいと感じる。

音楽の好みもあるが、取り組みに興味を覚えた一枚である。

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