見出し画像

ソウル〜ジャケ買い!

10代の頃、ソウルやディスコ系のレコードのジャケットには、決まって目玉の大きい黒人のイラストがあり、近所の先輩の部屋にあった7インチのシングル盤を見ては気になっていた。しかし、小遣いとの兼ね合いで自分では購入はしなかったが、逆にこのイラストのアルバムの収録曲はハズレなしという認識になった。その後、中古店でアルバムを時々購入するようになったが、収録曲はすでに所有していることが多く、ハッキリ言って「ジャケ買い」が現実である。

ちなみにこのイラストはAi Emori(江守 藹〜エモリ アイ)というイラストレーター、ブラックカルチャー研究家の手によるものである。氏は日本でブラックカルチャーが認知される以前から、その音楽やファッション、ダンスなどの文化の普及に努めた人物である。

本来なら7インチのシングル盤が雰囲気たっぷりなのであるが、個人的にLP好きなので、基本的にはアルバムで購入している。

ジス・イズ・ディスコテック (‘75)
マイアミ・ソウル・イン・ディスコ (‘76)
ディスコ・サウンド・スペシャル Vol.2 (‘75)

‘70年代中期は空前のディスコブームであり、多くのレーベルからコンピレーション盤がリリースされた。中には後年になって「オールドスクール」としてリリースされたものもある。

ディスコ・パーティー 第1集 (‘75)
CBSソニー 国内盤
FM802企画盤 シェイク・ユア・パンツ (‘94)

イラストのジャケットは、ソウルやディスコのイメージとして定着しているように感じる。しかし、やはりAi Emoriの手によるイラストが最もしっくりくるように思える。

当時の定番曲といえば、こんな感じで。

KC & ザ・サンシャイン・バンド

ヴァン・マッコイ

これらのソウルやディスコミュージックは、ある意味「消費されるだけの音楽」という評価もあるが、実際に10代でリアルタイムの経験をした者にとっては、懐かしい音楽の一つである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?