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アキ・ロス・ブラーヴォス!/ミチ・サルミエント・イ・ス・コンボ・ブラーヴォ (‘11)

Aqui Los Bravos! The Best of 1967-77/ Michi Sarmiento y su Combo Bravo (‘11)
英サウンドウェイ・レーベルによる発掘音源シリーズ。今回は南米コロンビアのカルタヘナやバランキージャでサックス、クラリネット奏者、そしてバンドリーダーとして活躍したブラス“ミチ“サルミエントが、ディスコス・フエンテスに残した音源から’67年〜’77年のベストテイクをコンパイルしたアルバムを紹介させていただこう。

埋もれているヴィンテージ音源の発掘に尽力している英サウンドウェイ・レーベルのコンピレーション盤「コロンビア!〜Colombia!」で数曲が紹介され、その後、地元のインディレーベルから音源がリリースされるなど、再評価が高まっているミチ・サルミエントであるが、かつてはヴィンテージ・サルサのマニアの間で人気があったもののレア音源のため入手困難となっていた。その音源がサウンドウェイからコンピレーション盤としてリリースされた。

自身のサックスやクラリネットだけではなく、作曲やボーカルもこなすなど、まさにバンドリーダーとしての実力を発揮している。サルサ、クンビア、デスカルガ、グァグァンコーなどコロンビアだけに留まらず、ニューヨークのサルサシーンからの影響も垣間見れる。

サウンドウェイ UK盤
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レーベル

「エル・ソネリート」

「ホンコン」

Spotifyのプレビューはこちら。

アナログな魅力が満載の一枚である。秘境音源もハマれば奥が深い。

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