パット・ブーン、プレスリーを歌う／パット・ブーン (‘63)

Pat Boone Sings Guess Who? / Pat Boone (‘63)
‘50年代〜’60年代にかけて、親が自分の娘に聴かせたくないアーティストの1位がエルヴィス・プレスリーであり、聴かせるならパット・ブーンという世の中において、’63年にパット・ブーンがエルヴィス・プレスリーの曲のカバーアルバムをリリースした。ジャケットのデザインもエルヴィスのアルバムを踏襲しており、なんとも苦笑いなアルバムである。

収録曲はエルヴィスのお馴染みの曲ばかりであるが、アレンジは工夫されており、エルヴィスのロックンロールとは大きく異なる。アレンジの優劣ではなく、違ったアプローチと考えれば非常に興味深い一枚である。

ドット　国内盤

裏ジャケット（ペラジャケ）

レーベル

「ハウンド・ドッグ」をエルヴィスとパットのバージョンで聴き比べ。

続いて「冷たくしないで」

Spotifyのプレビューはこちら。

あらためて初期のエルヴィス・プレスリーのサウンドに感嘆する。コンセプトも含めて非常に面白い一枚である。