![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116995866/rectangle_large_type_2_3965114725b85dc49aec5e8d48b7a8fc.jpg?width=800)
ザ・コレクターズ#1、レッツ・ゲット・トゥギャザー/ディッキー・ベッツ (‘07)
The Collectors #1 / Dickie Betts & Great Southern, Let’s Get Together / Dickie Betts Band (‘07)
今回は、‘00年代に入ってから、ディッキー・ベッツがマイナーレーベルからリリースしたアルバムのカップリングCDを紹介させていただく。リリースはUKのレトロ・ワールド、2CDに2枚のアルバムが収録されている。
「レッツ・ゲット・トゥギャザー」は’01年にディッキー・ベッツ・バンド名義でリリースされたアルバム。お馴染みのブルース風味もあり、ホーンが随所に配され一味違ったアーシーなロックという風情である。ギターのフレーズがディッキー節なのはご愛嬌。
「ザ・コレクターズ#1」は’02年にグレート・サザン名義でリリースされたアルバム。ジャケット写真では左のモノクロの写真であり、ずらりと並んだアコースティック楽器通りの、ゆったりとした演奏が魅力である。リゾネイターギターやハーモニカも味わいのある作品に一役買っている。
いずれのアルバムも参加メンバーは、ほぼ同じである。ディッキー・ベッツ(ギター、ボーカル)、クリス・ジェンセン(サックス、フルート)、マット・ゼイナー(キーボード)、フランク・ロンバーディ(パーカッション)、デイヴ・ストルツ(ベース)は2作共通のメンバーで、マーク・メイ(ギター)が「レッツ・ゲット・トゥギャザー」のみ、ダン・トーラー(ギター)が「ザ・コレクターズ#1」に名を連ねている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116997572/picture_pc_12b812e66b8087af710209453ed7bb0a.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116997575/picture_pc_769f5cc8cf2158e6304f9ee3cc6f53f3.jpg?width=800)
‘09年頃に名盤発見隊のようなシリーズで国内盤もリリースされたが、当時は名盤でもなかったように思うところである。私は海外の通販サイトで見つけて、個人輸入という形で購入した。
オールマンズの「セブン・ターンズ」もセルフカバーで収録されており、メンバーの肩の力を抜いた演奏が心地よい。
YouTubeの音源をどうぞ。
Spotifyのプレビューはこちらから。
いずれのアルバムも、ディッキー・ベッツのスタイルが凝縮されており、楽しいアルバムである。国内盤がリリースされていたので、中古盤が見つかる可能性もあり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?