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オールディーズ・バット・グッディーズ(ブリティッシュ・ヒッツ 1)/ヴァリアス・アーティスツ (‘73)

Oldies But Goodies (British Hits 1) / Various Artists (‘73)
所謂オールディーズ・ポップスといえば、アメリカのものという認識は非常に大きいと思うが、アメリカにあるものは当然イギリスにもある。今回はそんなオールディーズ・ポップスをブリティッシュ・ヒッツという切り口でコンパイルしたアルバムを紹介させていただこう。

何よりも本作のリリースが’73年ということに驚く。本作の収録曲がリリースされてから10年余りしか経過していないにも関わらず、すでに「オールディーズ」という捉えられ方をしているのも興味深い。また、当然であるが「ブリティッシュ・ヒッツ」という名の通り、アメリカンポップスの内容とは大きく異なる。

ザ・トーネードス、ゾンビーズ、アラン・プライス、ゼムなど、お馴染みの曲も多いが、一風変わったコンピレーション盤としては面白い。裏ジャケットにもあるように、本シリーズは5枚(アメリカ3枚、イギリス2枚)のアルバムがリリースされた。

ロンドン 国内盤
裏ジャケット
インサート
レーベル

個人的にはこれらオールディーズ・ポップスのコンピレーション盤には収録曲やジャケットデザインを含めて面白いものが散見される。誤字から始まり、謎曲、さらにはオリジナルやカバーでもない、所謂「パチソン」といったアルバムもリリースされている。

Spotifyで本作のプレイリスト作成したので雰囲気だけでもどうぞ。

これらの曲がラジオからオンエアされていた時代は、現在より気温が5℃以上は低かったのだろう。大阪は昨日、今日と天神祭であり、一年で一番暑い時期とされている。皆様も熱中症にはお気をつけください。

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