リトル・トウキョウ/河合夕子 (‘81)
今回は、ホリプロ・スカウトキャラバン出身、’81年にシングル「東京チーク・ガール」でデビューした河合夕子のファーストアルバムを紹介させていただこう。その一風変わったキャラクターと、エキゾチックな無国籍風なサウンドが散りばめられた楽曲が魅力の一枚である。
東京をはじめ、香港、ジャマイカ、北京など、アジアンテイストのタイトルと、それらのタイトルにマッチしたサウンドは、リリースから40年以上が経過した現在でも十分楽しめる。
本作に続いて翌’82年には「フジヤマ・パラダイス」、’83年には「不眠症候群」をリリースした。本作を含め、コンセプトは統一されており、ある意味、細野晴臣のエキゾチカ3部作を彷彿とさせる。
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3枚のアルバムをリリースした後は、セッションミュージシャンとして多くの楽曲に参加した。個人的に彼女のようなキャラクターが大好きである。
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