![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141741103/rectangle_large_type_2_39a83f300b564e24dd6861d974b96371.jpg?width=800)
ドント・メス・ウィズ・マイ・ダックテイル/ハンク・C・バーネット (‘76)
Don’t Mess with My Ducktail / Hank C Burnette (‘76)
今回は私が初めて購入した輸入盤を紹介させていただこう。18才の時、ロカビリーのレコードを探していたのだが、国内盤は軒並み廃盤であり、あったとしてもアメリカンポップスのコンピレーション盤しかないという時代であった。そんな時に輸入盤を扱っているレコード店へ行けば入手できるという話を聞き、当時、大阪の西田辺にあったフォーエバー・レコードへ行き、その在庫量に圧倒された。また、オーナーは大瀧詠一や山下達郎とも面識のある人らしく、レコードファンの間では有名な店だったらしい。
何を購入して良いのか分からず、アーティストの名前もうろ覚えだったので、とりあえず「ロカビリー」と買いてあるエサ箱を探して、ジャケットに惹かれ本作を購入した。予想していたサウンドとは違ったが、初めて行った輸入盤、中古店の魅力に取り憑かれた。
本題に戻そう。スウェーデンのハンク・C・バーネットは’60年代から活動するアーティストで、所謂ロックンロール・リバイバルの一人である。声の雰囲気はエルヴィス・プレスリーに非常に似ており、こんなアーティストもいるのか〜と感嘆させられた。
サウンドは’70年代ロカビリーであり、ロカビリーのカントリー風味は薄れるものの、今では逆に新鮮でもある。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141740918/picture_pc_4416c1b07512340866aeb126c6f4601a.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141740919/picture_pc_22cd762c4f71acb0ba38b820ff957002.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141740920/picture_pc_662a449713f99ec9414007918ffa7b62.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141740923/picture_pc_743a2593e9c1cf5a0777e472ccb2e8e0.jpg?width=800)
‘70年代のロックンロールやロカビリーのアルバムによく使われたイラストのジャケットが懐かしい。マイナーなアーティストであるが、現在では再評価、CD化、サブスクという状況である。
ごく稀に中古店でも見かけるが、総じて高額になっており、何が流行るか分からない今日である。しかしながら、私のレコードオタクになるきっかけを作った一枚であることは間違いない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?