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カントリー・カサノバ/コマンダー・コディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン (‘73)

Country Casanova / Commander Cody & His Lost Planet Airmen (‘73)
今回は多くのトラッカーソングをリリースしているカントリーロックのアーティスト、コマンダー・コディの’73年作品を紹介させていただこう。

コマンダー・コディこと、ジョージ・フレインは’67年に結成したバンド、ロスト・プラネット・エアメンを率いて活動を続けた。彼自身もピアノプレイヤーでもあり、’70年代初頭の重要な音楽カテゴリーの一つでもある、カントリーロックのアーティストとしてアルバム制作やライブ活動をおこなってきた。

彼らのモチーフとして、所謂ホンキートンクなスタイルでもあり、大勢のトラッカーたちで賑わうバーでの演奏というスタイルが非常に似合っている。またカバー曲の多彩さは常々語られることであり、ジャンプ、ジャイブ、ロカビリー、カントリーなど彼らが影響を受けてきたであろう音楽が見事に凝縮されている。

パラマウント 国内盤
裏ジャケット
インサート
レーベル

以前も彼のアルバムを紹介させていただいたが、トラックやクルマをイメージしたジャケットデザインも非常に惹かれる点でもある。

以前から機会があれば購入してきたが、アメリカで購入してきたもの(右側2枚)は総じてコンディションがよくないのはご愛嬌か。

残念ながらSpotifyには該当がなく、YouTubeで数曲だけ見つかった。「カントリー・カサノバ」「ロック・ザット・ブギ」「ハニーサックル・ハニー」そして「スモーク・スモーク・スモーク」の4曲をどうぞ。

ZZトップらと同様、新しい世代のトラッカーソングの一つだったと推測される。やはりこういったカテゴリーは個人的にも大好きである。

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