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サウンド・オブ・カリフォルニア Vol.1&Vol.2/ヴァリアス・アーティスツ (‘90) (‘98)

Take it Easy ~ The Sound of California / Various Artists (‘90), Last Resort ~ The Sound of California / Various Artists (‘98)
なんの変哲もないコンピレーション盤のCDであるが、「テイク・イット・イージー」(左)は、ほぼリアルタイムに中古店で入手し、クルマでよく聴いたアルバムである。その後、Vol.2「ラスト・リゾート」(右)もリリースされていたようで、Vol.2の明記はないものの、品番が連番になっていたり、ジャケットやブックレットの装丁も同じであるので、おそらくシリーズ化されたと思われる。Vol.2は近年に中古店で入手した。

内容はよくあるウェストコーストロックを中心としたコンピレーション盤である。Vol.1は、バッファロー・スプリングフィールドから始まり、フライング・ブリトー・ブラザーズ、ジャクソン・ブラウンと続き、ライ・クーダー、ランディ・ニューマンで幕を閉じる。意外なところでは、サウザー・ヒルマン・フューレイ・バンドなども収録されている。
Vol.2は、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタットからマイケル・フランクス、ロビー・デュプリー、クリストファー・クロスという内容で、どちらかと言えばAOR色が濃い内容である。

原盤はWEA(ウェア)で、国内ではイースト・ウェストでの販売である。個人的には、未収録曲などが含まれないベスト盤やコンピレーション盤は購入しないが、’90年代当時、クルマで聴くCDとしては選曲が良かったので購入した。

Vol.1 テイク・イット・イージー
ウェア 国内盤
Vol.2 ラスト・リゾート
ウェア 国内盤

当時を偲ぶ「懐い選曲」である。あえて購入する必要も価値もないと思うが、ウェストコーストロックを知りたい〜という方にとっては非常に良心的なアルバムである。

普段はクルマで聴くのは、スマートフォンにダウンロードしたサブスク音源であるが、こういったコンピレーション盤は、近い将来〜もうすでにサブスクに駆逐されてしまったのかもしれない。

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