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BTB2開催レポート:第4回 トップ・インタビュー

こんにちは。Beyond The Border2.0(以下、BTB2.0)のメイン・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。BTB2.0はイノベーション課題・DX課題に取り組む、戦略デザインのためのコーチング・プログラム です。今回は2021年12月8日にオンライン開催した第4回トップ・インタビューのセッション・レポートです。

「なにが求められているのか」を探究する

第4回のテーマはトップ・インタビュー。戦略を描こうとしているテーマについてトップ=経営者等の事業責任者は何を考えているのか、その意図を確認し、仮説シナリオにフィードバックしていきます。以下の事前課題を踏まえて参加者同士での対話を通じ、戦略を描き成果を得るために具体的に何を考え、どう動くべきかを整理していきました。

<事前課題>
・イーラーニング「戦略デザインのための積極的傾聴」(約50分)
・提出課題「信念マップ」(実際に自分たちが取り組むテーマについてトップにインタビューし、その結果を信念マップにまとめ、プレゼン動画を提出)

トップと話せば視野が開ける

今回、参加者はプログラム開始=戦略検討開始から1ヵ月足らずの状態でトップと対話してきました。それは小さな組織なら当たり前かもしれませんが、大きな組織であれば無謀にすら見えます。しかしながらすべての参加者がきっちりとやりきってくれました。セッションの前半はまずその振り返り。それぞれがトップと対話したことで視野が開け、気づきも得て、なにより参加者がトップの声で勇気づけられていたことが印象的でした。参加者個々が積み上げてきたリサーチや仮説シナリオの精査が成果として実り始めたことを感じます。

(参加者のトップ・インタビューを踏まえたレポートのテキストマイニング結果)

丁寧に地道に課題をマネジメントする

セッションの後半は対話の時間に費やしました。目的は課題の棚卸。トップ・インタビューも踏まえて見えてきた現状を共有し、課題として何にどう取り組むべきなのかを体系立てて整理していきました。ポイントは丁寧に整理することと、地道に続けること。当然、対話だけでどうにかなるものではないのでマネジメント手法やデジタル・ツールも共有。参加者は今回をきっかけに、それぞれ実践の中でさらに課題を具体的に整理し、解決に取り組んでいくことになります。

(マネジメント用デジタル・ツールのイメージ <※SlackとAirtableの連携モデル>)

実践キーマンと対話しアクションを描く

今回は戦略を描くために考えるべきこと、つまり戦略課題を掘り下げていく時間でした。しかし現状はあくまでも限られたチーム内での掘り下げ。本当に求める成果を実現するためには、より多様な意見が必要です。とくに実践で関わってくる現場や関連部署のリーダーといった”キーマン”の意見は重要です。そこで参加者は次回第5回までに今回の結果を踏まえてキーマンと対話し、さらに課題を掘り下げ、具体的なアクションを描いていきます。もちろんやれることはどんどんやる前提で。


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