見出し画像

【変革実践レポート】STEP5 Realize ~踏み出す~

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です。(渋谷 健のプロフィールはこちらから

2021年の「ひと×組織×事業の変革実践プログラム」のSTEP5(第5回)を開催しました。いよいよセッションとしてはこれが最後。次は成果発表会、つまり本当の実践に”踏み出す”ことで、実際に成果を創り上げていくことが求められてきます。今回は”本当にやる”ための対話型のオンライン・ワークショップとして開催しました。

「本当にやりきっているか?やりきれるか?」

変革は実際に現場でやりきってこそ意味があります。そのためにSTEP3までは個人のリーダーシップに焦点を当て、STEP4で仲間を巻き込んで可能性を創発しました。しかし机上論には何ら価値がありません。だからこそ今回のSTEP5では真に為すべきことのためにここまでの実践を共有し、”やりきる”ためのアクションを”ガチ”(=超本気)で設定していきます。

実践プランピッチ&”ガチ”フィードバック

STEP5では参加者それぞれの実践プランのピッチ(ショートプレゼン)と、コーチおよび他の参加者からの”ガチ”なフィードバックに時間を割きました。どのくらい”ガチ”かというと、
 「テーマに対してあまりに現実を知らなすぎる、視野が狭い」
 「ただのやってる振り、見た目だけ変えてごまかしてるだけ」
 「自分の都合を押し付けているだけ、結局自分で動こうとしてない」
などなど、当事者として本気で関わることを前提にした、直球で厳しい指摘が次々と飛んできます。参加者はこのフィードバックを踏まえて自分のプランを磨き、さらに成果に向けた実践編と動き続けることが求められます。ちなみにこのぐらいの指摘で折れてしまうのであればリーダーとして立ち上がることはできませんし、チームとして機能することはありません。実はSTEP4まではその下地作りでしかなかったわけです。

(参加者によるフィードバックのテキストマイニング結果)

共創のダイアログ&デザイン

参加者ピッチから参加者相互につながれる可能性と、それを活かせていない現実を露にしました。そこで残りの時間は参加者全員で互いのもっているもの、やろうとしていることをつなぎ合わせ、何が可能になるのかを描くダイアログ(対話)と概念図をデザインする時間としました。結果、1時間余りで共創コンセプトがまとまり、それぞれに必要な実践アクションに落とし込まれていきました。

(参加者との対話により描いた共創コンセプト)

実現へ!

組織や地域、立場を超えた共創コンセプトがまとまりました。それぞれが実践すべきことも具体化されました。すでにもう動いています。あと求められることは実現すること。次回の成果発表会は年明け2月。それまでにそれぞれが主体的に、創造的に動き、参加者とその周囲も巻き込んで新しい未来の扉を開けていきたいと思います。さぁ、実現へ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?