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リアル×ミライ:「社会を”なかよし”にする」Happy Spot Club 高山さんの取り組み

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。今回はリアル×ミライとして社会課題解決の実践者のご紹介です。

リアル×ミライソシャティと展開するリアルな社会課題解決に向けたアクション。2011年より支え合いのコミュニティづくりにSNSなども活用しながら取り組み、新しい福祉の在り方を実現してきたNPO法人 Happy Spot Clubの代表の高山 さや佳さんの取り組みをご紹介します。

福祉はすべて”つながっている”

社会に必要な福祉の形は多様に在ります。高齢者に、障がい者に、こどもたちに。それらは一見違うものに見えますが、実は一人一人が豊かに生きる社会を実現する”つながった”取り組みです。今でこそ地域包括ケアという形で各地で展開されていますが、高山さんは11年前から「福祉はすべてつながっている」という理念の元、できることをできるだけ・やれることをやれるだけというスタンスで活動に取り組んできました。

触れ合うことは幸せに生きる力になる

現在、福祉施設はたくさんあります。しかしながら多くの場合、実質的に社会から隔離されています。良くも悪くも特別扱い。それは本当に豊かに生きることになるのでしょうか。だからこそ高山さんは従来の福祉に対する固定観念を取り払い、たとえば高齢者と障がい者、そして一般の人たちが触れ合う機会を創ることに取り組んできました。一人一人の人生のストーリーが絡み合い、共感を生み、活力に変えてきました。それはハピスポという形に進化し、確実に関わる人たちの心を豊かにし、幸せに生きる力を創り出しています。

”本当にやりたいこと”をあきらめない

ケアが必要な当事者である高齢者や障がい者、こどもたちがやりたいことは必ずしも行政の福祉制度の範疇でできるわけではありません。だからこそ高山さんは一人一人と向き合い”本当に何がしたいか”を丁寧に聴いて、その実現のためにひとを繋いでいきました。「どうせだめだから」と決してあきらめることなく、あきらめさせることなく。その結果、全盲の子どもがロボット作りにチャレンジしたり、車いすでおしゃれをあきらめかけていた女性が自分のお気に入りの美容室を見つけて通うようになったり。一人一人の”本当にやりたい”をかなえることで、生きる喜びや輝くを創り出してきたのです。

”想い”と”つながり”が居場所をつくる

本当に社会に必要な福祉は行政の制度だけで賄えるものではありません。多様な関係者が自分事として関わり、支え合うからこそ実現できます。高山さんはまさにその実践者であり、高齢者や障がい者、こどもたちの”やりたい”をかなえるために企業や学校に働きかけてきました。そしてそこにいる人たちの心を動かし、つながり、一人一人の”やりたい”を形に変えてきたのです。そしてそれは確実に本当の福祉を必要としている方々の居場所になっていきました。ユニークなのはそれが地域のつながりに限定していないこと。SNSを活用することで地域の枠組みを超えた、たとえば「ごちゃまぜカフェ」や「かえるのいえ」のような居場所が生み出されているのです。

社会を”なかよし”にする

一人一人が豊かに生きること、幸せを感じることができること、それは社会に生きるすべての人に必要なことです。そのためには年齢や障がい、性別、国籍などは関係なく、すべての人が対等に公平であることがスタートライン。その先でそれぞれが隣にいる身近な存在を思いやり、”なかよし”になれば新しい未来が開き、幸せが生まれます。高山さんの取り組みはまさに”なかよし”になるための場づくり。そしてそんな場を創れる人を育てる取り組み。SDGsなどの社会課題を解決するグローバル・パートナーシップにつながる、企業などにも不可欠な考え方と言えます。今後、この変革実践プログラムを通じてもその姿勢に学び、可能性を探究して具体的なアクションにつなげていきたいと思います。



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