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【人物】少なくともあと20年ご健在だったら・・・

「卓球界のイチロー」と呼ばれていたかもしれなかった。

そのくらいカリスマ性のある方で、なくてはならない存在だった。

昨日、投稿した記事で取り上げさせてもらった高木ブーさんと同学年の卓球人である荻村伊智朗さんを今回は触れてみようと思う。

「ミスター卓球」の喪失

これは卓球界にとどまらずスポーツ界全般、もっといえば東アジア各国との外交。あらゆる側面で「大きすぎた」と私は思っている。

過去を美化しすぎるのは決して良くないが、「もしも荻村さんが生きていたら・・・」と考えてしまうくらいにその後継者、少なくとも卓球界には「ポスト荻村」が見当たらず、唯一無二な存在であることを下記番組を視聴していた時にあらためて実感した。

規格外な行動力を支えるための化け物じみた体力と、思いついた大胆な発想を実現させようとするものすごい高度な知性。これを両立させるスーパーマンはそれこそ「100年に一人の逸材」レベルなのだと思う。

偉業を学びとし、実践に生かしていくために・・・

荻村さんのことを更に知る手がかりとなりそうな文庫本=「ピンポンさん」を手元に用意してみた。

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何回か読んでみて、荻村さんを一から紐解いてみようと思う。日本近現代史を学生時代に専攻していた私にとってこうした考証は卓球よりも得意だ。何か新しいものが見えてくるに違いない。

読書の秋をスタートさせるうえでも最適な著書なので、『ピンポンさん』の書評を来月にでもあげてみようと思う。


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