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【レビュー🤣🏓】 (第16戦)T.T彩たま VS 木下マイスター東京 2021年2月9日(火)

はじめに

スケジュールが発表された当初は試合開始時間が19時だったため、仕事終わった後に墨田区へ行こうと思っていたのだけど、緊急事態宣言の発令を受けて開始時間が17時となったため、観戦を断念。

「本業は仕事だから仕方がない」と自分自身を納得させる一方、彩たまにとってはかけがえのない試合となっただけに、現地で見ていたらまた違った感動が得られたはず。

後悔する想いも少々芽生えた2月9日の夜だった。

彩たまの話をたくさんする前に、まずは木下に目を向けて話をすすめていきたい。

木下へ厳しいまなざしをむける理由

一般の方にも名が知られている選手(水谷選手や張本選手。女子でいえば石川佳純選手)が所属し、規模感の大きい木下には期するものが大きく、リーグを牽引していってほしい存在と常々思っている。それだけに広報や営業面での物足りなさは相当なものがある。

以前にふれた立川立飛の木下ホームマッチ(2月19日&20日)における、チケット販売直前の無観客試合移行や、(移行前=有観客試合での)アウェーチームだけベンチ裏のアリーナ席がないという、非対称な座席配置は残念だった。

(試合前)見どころ

正直なところをいうと、リベッツやアスティーダと対戦するよりも木下には勝てそうな気がしない。

だけどそんなことを言ったら、残り6試合で木下との対戦は4試合もあるし、じゃあいつ勝つんだよという話にもなる。心境としては言葉で言い表せないほどの複雑なものがあった。

チームへの期待も・・・

①前回対戦したときの0-4を避けてなんとか接戦に持ち込み、見せ場を作ってほしい。

②松山祐季選手をシングルスでみたい(これは前回レビューと一緒。ありとあらゆる可能性を追求してほしいという意味でも、大善戦した丹羽戦だけでシングルスを終わらせるのはもったいない)

「勝てなくていいからワクワクするような試合をぜひ」といった及び腰の精神で、第3マッチから視聴を開始した。

(試合後)ふりかえり

や、やった・・・ついにやったぞぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3-1で彩たまの勝利。連敗を13でストップさせた。

応援団によるすばらしい拍手は、ここぞという勝負どころで選手たちを間違いなく後押ししていたし、どの選手も今日は「あと一点!」というところで、しっかりと得点をあげてくれたし逆転劇も見られた。

本当におめでとう!!

この苦しみは間違いなくチームにとっての財産となるだろう。地獄を見てきた者は強い。残りの試合、ファイナルを争うチームを大いに困らせてやろう!

そして、昨年2月16日から煮え湯を飲まされ続けている琉球には深谷のホームマッチで倍返ししてやろう!!

逆襲だ!!!

敗れた木下だが、ダブルスを落としても「3点獲れる」と踏んだのだろう。

いくら張本選手並みに将来を嘱望されているといえ、現時点で全日本選手権のランクにも入っていない松島輝空選手を起用してくるのは想定外であった。

サッカーでいうターンオーバーを匂わせるオーダー編成でのぞんできた相手にギャフンと言わせるくらいの気迫をもって戦ってほしいと願っていたので、その意味においても彩たまの選手たちは終始、本当によく戦ってくれたと思う。

T.T彩たま(本日の三賞)

殊勲賞:英田理志(5)

全日本選手権10回の優勝を誇る水谷選手相手に3-1と値千金の勝利。2月6日(土)琉球戦での悔しさをバネとすることに成功。中学から卓球を始めた無名選手が五輪のシングルスで銅メダルを獲った選手に勝つのだからこんなにすばらしいことはない。

技能賞:松平健太(6)

1月に行われた全日本選手権を優勝した及川選手相手に、気迫と技巧を織り交ぜた文句なしの戦いぶり。第2G 10-9からのラリー戦、第3G 10オールからの「ここにボールがくる!」と確信して狙い打った3球目。

勝利を決めた瞬間は「ヨォー!!!!」と咆哮。

「勝ちたいんじゃ!」賞 : 神巧也(7)

※連敗を脱出し、再びネタ化できると思ったので解禁。

「水谷さんに初対戦で勝つ英田は本当にすごい」と同級生の雑草ぶりにかなりの刺激をうけている様子が窺えたので、巻き返しに期待!

プレーは少しずつだけど良くなっている。

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おまけ

ファンクラブ会員向けに配信された公式練習動画を視聴していて思ったこと。

勝ったから言うわけではないのですが、「#Tのエール」に投稿された彩たまファンからのメッセージをケチャップさん(DJ)が練習中に読み上げてからの選曲(Daft Punk の「One More Time」)

これはとてもすばらしかったです。

意図はなかったのかもしれないが、木下ホームマッチのDJであるにもかかわらず、アウェーチームへのエールが曲にもこめられていたような気がして、ちょっとした感動を覚えました。

ケチャップさんありがとう!



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