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【レビュー🏓】 T.T彩たま 3rdシーズン総括

※約2500文字の長文となりましたので、興味のある目次をクリックして、そちらをお読みくださいませ。

朝霞ホームマッチ(1月21日)の写真が到着

連敗真っただ中で、勝利を目指してもがき苦しんでいた選手たちをとらえた写真。

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「仕事が上手くいかない、成果が出ない、自分は必要とされていないのではないか?」

そう思ったことのある人は多いと思う、観衆の前でそれを克服しようと奮闘しているプロ卓球選手たちの「仕事」ぶり。

試合会場でご新規の方とお会いした際は、アルバムの中に挿入された写真をお見せしながら、チーム史を語っていきたいと思っている。

それでは本題へ。

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総合成績ふりかえり

5勝16敗 勝ち点23で最下位。

誰の目にも明らかなチームとしての課題がいくつがあるので、その意味において、手の施しようはあるのかなと思っているが、それは果たして来シーズンでも克服できるのか?

ビクトリーマッチ(0勝8敗)と対吉田雅己(0勝7敗)

ファン目線=素人の立場で「なぜなのか?」をいろいろとかんがえてみた。

(監督の早口アドバイスがビクトリーマッチではむしろ相性悪いのでは?)

(相手の想定を上回る作戦が練られておらず、戦術がオーソドックスにすぎるのでは?)

勝てない時期はそのような邪推をしたこともあった。だけど、そういうことではなく「純粋に実力が足りなかった。雪辱を期すため、練習の質をもっと高めてほしい」

シーズン終わってから、自分なりにそう結論づけた。

個人成績ふりかえり

(ダブルス)

13勝8敗

松山/高見ペアを主戦に序盤を戦ったのち、曽根/篠塚ペアでほぼ固定させた状態で戦ったが、ダブルスに関しては勝率6割超えの好成績。

ちなみに1位通過をした木下の総合成績も13勝8敗。奇しくも同一の勝敗となった。最終戦のレビューで曽根/篠塚ペアの寸評について簡単に触れているため、プレーの詳細はそちらをぜひご覧になっていただきたい。

(シングルス主な出場選手)

神巧也 3勝9敗

松平健太 9勝9敗

英田理志 9勝13敗

ジオニス 2勝5敗

曽根翔 1勝3敗

篠塚大登 1勝5敗

誤算① キャプテンの不調

シーズン前の故障、そして試合感覚が鈍っていることに起因した不安や焦り。サーブが効かない=対戦相手からの研究といった要素も成績低迷につながった。来シーズンはやるしかない!

誤算② エースの欠場

誰のせいでもないが、シーズン序盤に好調を維持していた松平健太選手がPCR検査で陽性反応が出て、数試合欠場したのはシーズンをトータルとして考えた場合、痛かった。

誤算③ 外国人選手

入国してくれたジオニス選手には感謝しかないので、咎めるつもりは毛頭ない。それを前提に話をすると、登録した外国人選手が政治事情も絡んで機能することができなかった。

「どこのチームも一緒」といえば確かにそうなのだけど、彩たまの場合、他チームに比べて外国人選手への依存割合は高いため、当該現象は総合成績に直結した。


ここから先は成績と離れたところでの話。

爆援活動(ホームマッチ)ふりかえり

ホームマッチでの印象

声を出せない、タオルをふりまわせない、席から離れてはいけない。

様々な制限が課された中で、チームを鼓舞していったのが拍手とメッセージボード。

有観客試合が解禁となった当初は応援が噛み合わず、一体感の乏しさを感じてしまう場面が散見されたが、応援の積み重ねと選手の好パフォーマンスの影響で、手を叩く音の大きさが増してタイミングも合うようになり、ホームマッチ最終戦の第4マッチでは実況の方が言及するほどの質の高さ。

これを確保することができたように思う。

その一方で・・・

課題は全くないのか? 独善的になっていないのか?

「第三者の目」で俯瞰してふりかえる必要があると思ったし、その流れの中で「このままでいいのか?」と不安に思っていることが二つ

① 拍手している時間の長さ

長いのが良いことなのか悪いことなのか?

人それぞれで感じ方が違うだろうからそこは別途議論は必要だとして、「(プレーしている選手が)叩く音が静まるのを待って、サーブを始めようといるのかな」と試合中に感じる場面は実際にあったし、プレーテンポの早い選手や、点差が開いたゲームの終盤は間をおかずにプレーをする傾向がある。

局面ごとに選手個々のプレー状況に留意しながら、自制的に拍手を送る必要があると思った。

② 音楽との融合

2月14日(日)のホーム最終戦では第1マッチから第4マッチにかけ、選手紹介時にケイティ・ペリーの『roar』がかかっていたが、これは歌詞の意味から考えても、選手に向けるメッセージとして不適切だというのが個人的解釈だし、そもそも曲調自体が、手拍子や拍手と噛み合わない。

音楽の細かいことはよくわからないけど、手拍子に合う曲をお願いしたいと思ったし、もしも感染症対策が今シーズンよりも緩和されるのであれば、連携性を高めるための事前協議(運営側、応援側、ダンサー)は必須。

「お客さんとDJの連携が上手に図れていた」という面においては、岡山武道館での岡山リベッツの応援は今シーズンベストだった。

リベッツホームマッチの一体感=「三方よし」を目指して、来シーズンは取り組んでいただければと思う。

おわりに

関係者でないのを良いことに、弾が当たらない場所から言いたいことを無責任に言いすぎたと少々反省をしているが、3rdシーズンも大いに楽しむことができたため、チームにかかわる全員の関係者とファンのみなさまに多大な感謝をしている。

昨年11月から2月にかけて、彩たま関連の刺激が自分に与えられなかったら一体どうなってしまっていたのか?

考えただけで、震えがきてしまう。

試合が行われて、それを2試合も直接観戦することができた。

総括をする大前提として、そういう機会を体験することができたのを素直に喜ばなければいけない。

外出自粛の流れもあり、シーズン期間中は浦和美園の卓球場に足を運ぶことができなかったが2月28日(日)、何か月かぶりにそちらで練習させていただくことになっているので、居合わせたスタッフの方へ頭を深々とさげ、お礼を伝えたいと思う。


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