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【卓球🏓】 独ブンデスリーガ 22/23 第3節 フルダ VS ザールブリュッケン (9月11日)

0-3でアウェーチーム(ザールブリュッケン)のストレート勝ち。

ザールブリュッケンに今季から加入した神巧也選手について今回は書かせていただきます。

3番で出場した神選手、世界ランキング15位のアルナ選手(ナイジェリア)に3-1で勝ちました。記念すべきブンデス初勝利です。

アルナ選手は強靭な身体から発せられるフォアドライブで相手を圧倒するパワー型の選手。彼の持ち味をサーブ&レシーブの時点で上手く封じ、先手を取って攻撃することができたのが勝因だと分析しています。

神選手、初勝利までの道のり

神選手は昨シーズンまでT.T彩たまという国内のチームに在籍していました。昨シーズンは全くといっていいほど出番に恵まれず、1試合の出場でシーズン終了。

危機感を抱いた神選手。ブンデスの複数チームに自ら売り込みをかけます。

その結果に応えたのがザールブリュッケン。ドイツ代表として東京五輪に出場したフランチスカ選手や若手のホープ、ヨルジッチ選手(スロベニア)。彼らに続く3番手としての戦力に期待して獲得をしました。

妻子を残して単身、ドイツへ渡った神選手。リーグ出場に先駆けて、自身の世界ランキングを上げるため、8~9月とチェコやオマーンにも出向いてツアー参戦するものの1回戦負けの連続。

結果がなかなか出ない。

オマーンでの試合が終わった後、日本時間でいうと22時~23時40分くらいでしょうか。オンラインではありますが、憔悴しきった神選手を囲むような形で私を含めて数人の卓球仲間が集結。想いを共有しました。

11日の試合、なんとしても勝たなければならない!

体調悪くて寝込んでいた私は、試合をライブで観ることはできなかったのですが結果を見て、目頭が熱くなりました。

自身の悪ふざけ部分やアホな要素を分けてあげたいと思うほど、生真面目かつ誠実な男=神巧也。

ひたむきな努力と想いが初出場となった今回の試合で結実。

試合後のチームメイトとの抱擁シーンをみて、移籍してよかったなとあらためて思いました。

右側にてチームメイトと抱き合っています

アルナ選手に勝ったことを自信に変えてほしい。必要以上に謙虚になりすぎず、自虐的になってほしくない。切に願っています。

「俺は強いんだ 文句あるか!」

胸を張って堂々と歩いてほしいです。

ナイスゲーム!

次戦以降の戦いも楽しみにしています。



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