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【レビュー🏓】 (第19戦)T.T彩たま VS 琉球アスティーダ 2021年2月14日(日)

はじめに

この記事をアップした2月16日は、自身の卓球史において忘れられないものとなっている。

彩たまが2月9日(火)に連敗を脱出した時点で、自分にとっての願いは二つ。

① ホームマッチでの連敗を脱出しろ!

② 琉球にいつまで負け続ければ気が済むんだ。とにかく勝て!

琉球が次なるステージへ進出したことに敬意を表す一方で、プロチームと標榜している以上、これ以上負け続けるのはさすがにマズいと思っていた。

相手にとっては消化試合。負けても失うものは少ないが、こちらは違う。

「終わりよけければすべてよし」

推しチームの総括はシーズン終了後にまとめて行うので、これ以上チームの成績をグダグダと言わないことにするが、最後くらい意地をみせてほしい。

試合前の想いはそれだけだった。

試合後ふりかえり

3-1で彩たまの勝利。やっと勝った。

琉球相手に今季初勝利。

この1勝でこれまで味わってきた悔しさが解消されるわけでなく、「相手に花を持たせた」と相手に言われても「そうかも」と思いかねないほど、昨年の最終戦からやられ続けてきたので、本格的な巻き返しは来シーズンに期待をしているが、サポーターたちの大拍手の中、ホームマッチで勝てたこと。

現状はそのことを目いっぱい喜びたい。選手のパフォーマンスだとかサポーターの応援、全てにおいて今シーズンベストといえるほどのすばらしい戦いだった。

T.T彩たま(本日の三賞)

殊勲賞:神巧也(2)、英田理志(5)、曽根翔(7)、篠塚大登(5)

選ぶのが難しかったし、強豪相手によく戦ってくれたので、この試合だけは四人同時受賞ということで。

高校生ペアは誤算まみれのチームにあって、数少ない「うれしい誤算」となった。タイトルをつかむことの重要さはプロ野球やJリーグ、他スポーツの分野において実感している。

ベストペア賞を目指して残りの試合、頑張ってほしい。

技能賞:神巧也(2)

チキータしづらい縦回転系サーブを多めに取り入れたサーブの配球が抜群。これまでに見られなかったストレート攻撃も恒間みえ、どん底からの脱出が明らかになった試合であった。

「勝ちたいんじゃ!」賞:松平健太(1)

この試合こそ残念な結果に終わったものの、チームを牽引してきたエースであることは誰の目にも明らか。戦術や技術の幅は若手選手にとってのお手本となるし、ぜひとも勝利数を2ケタにほしい。

残り2試合

過ぎてしまったことをチクチク言っても仕方ないのはわかっている。だけど言わせてほしい。シーズンの最終盤、ファンの誰しもがスリリングな試合をのぞんでいるなかで、なぜ無観客で試合を行わなければいけなんだ!?

木下よ、本当にそれでいいのか!?

決まったことだから仕方がない。本当にそうなのか!?

ファイナル進出はならなかったが、今後に希望をもたせる戦いぶりを目の当たりにしてなぜなんだという思いが再燃した一日でもあった。

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