【レビュー🏓】 (第13戦)T.T彩たま VS 岡山リベッツ 2021年1月30日(土)

はじめに

断りを入れておかなければならないことがある。

土日と知人の転居手伝いをしていた為、試合をリアルどころかまともに観戦できていない。今回は卓球のレビューなので別の機会で触れようと思うが、「引っ越し業者手配の困難さはここまで来ているのか」と社会生活のことについて考えらせられた土日だった。

土日に開催されるアウェー戦の意義について

この試合と翌日に行われる試合は遠征となっている。

感染対策をしながら岡山で行われた試合当日の夜に沖縄へ移動するのは、その行為だけで目に見えぬ労力が発生するだろう。イバラの道だ。

シーズン前から、日本人選手中心の戦いを強いられる以上、苦戦をするだろうとは思ってたが、二桁に達してしまうような連敗はさすがに想定していなかったので、レビューを書いているときの表現上の配慮は敗北の積み重ねとともに、どんどん大きくなっているのが現状である。

「とにかく明るい話題をのぞみたい」というのが正直な想いだし、高校生と思われる彩たまファンの吉報ツイートへ多数の反応が寄せられているのをみて、そのように思われている人は結構多いのかなとも思った。

注目ポイント

会場となる岡山武道館の雰囲気に留意してみた。

一昨年の12月、岡山で観戦した際の当該会場から発せられる雰囲気には大きな魅力を感じたし、特殊環境が生じていなければ3rdシーズンも絶対に足を運んでいた。選手のパフォーマンスだけでなく応援する人たちも後押ししてくれるすばらしい会場だ。

リベッツにとっては上位との差を少しでも詰めるため、最下位チーム相手に4-0での完全勝利が求められ、そのためには、彩たま戦に滅法強い吉田雅己選手の存在が必要不可欠。

順番はもちろん前後するだろうが、「ダブルス→丹羽→森薗→吉田」

この組み合わせで、今シーズン彩たまと試合する限りにおいてはシャットアウトを狙い続けると予想。

勝てていない彩たまの方が精神的に劣勢と考えてしまいそうだが、↑のように考えるとあながちそう言えないかもしれない。

「勝って当然」から生じる受け身のプレーがリベッツに続くようであれば、チャンスは大いにある。そんなポジティブな想いで試合を観た。

試合後ふりかえり

1−3で岡山リベッツの勝利。連敗ストップはならなかった。残念。

負けると監督や選手の声が直接届かないのみならず、メディアにもあまり取り上げられてないため、誰もふれないのならファンである自分が積極的に・・・と思うのだが、過去から現在、自分の中でいくつか抱えている推しチームの中でもこれだけ負けを重ねたチームがなく、正直戸惑っている。

コロナという変数も加わり、感情を埋め合わるためのふるまいが容易ではない。

T.T彩たま(本日の三賞)

殊勲賞:曽根翔(5)篠塚大登(3)

前半戦でも活躍をしているダブルスなので、殊勲という表現をするのは不適切なような気もして選出に迷ったが、ここ数試合はチームどころか、選手個々でも勝つがしんどくなっていて、誰も取れていないので、2人同時受賞とした。

技能賞:該当者なし

目をひくようなスーパーラリーがあったのかもしれないが、全てを追えていないので申し訳ない。「なし」で。

「勝ちたいんじゃ!」賞:神巧也(6)英田理志(2)

朝霞のホームマッチで結果を出すことができなかった両選手がこの試合、そろってメンバー落ちとなった。若手主体に切り替えて活路を見出していくのか、それとも彼らの奮起を待って再チャレンジの場を与えるのかどうか?

メンバー発表時に監督がメンバー落ちした選手へどのような声掛けをしているのかが気になった。

その他気になったこと

松山祐季選手のシングルス初起用には驚いた。全日本ラン決で敗れたのが決定打となり、シングルスでは少なくとも起用するつもりはないのだろうと個人的に思っていたからなおさらだ。

しかしながら、丹羽孝希選手相手にゲームオールデュースの大接戦を演じるなど、今後の活躍を大いに期待したくなるような試合だった。

彼の明るさは今のチーム状況に欠かせない。次戦の琉球戦でも対戦相手の陽気さに負けないオーラを出して初勝利をと思っていたが・・・

沖縄の試合(1月31日)のレビューについては明日また。


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