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【レビュー】11月8日(日)プレシーズンマッチ(T.T彩たま VS 早稲田大学)

はじめに

これまでのレビューと決定的に異なる点が一つあります。

会場で試合を直接観戦をしたこと。

緊急事態宣言発令後、日本の卓球界で観客を呼び込んで試合を実施したというのはおそらく初めてではないかと思います。観覧を希望→幸運なことに当選をした私は体調に問題がないことを確認し、自宅を出発しました。

応援にあたって心掛けたこと

年内はこれが最後の試合観戦だと思い、気合い入れてボードなどの小道具なども準備しよう!

当選直後はそんなことを考えていたのですが、やめました。

新グッズである↓のマフラータオル

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チームの公式グッズを強調させたかった私は、首に巻きつけたりゲーム間に定期的にタオルを掲げる以外は、オーソドックスに拍手で応援しました。

以下、試合内容に焦点をうつしていきます。

対戦相手(早大)について

現地どころか映像でも観たことのない選手ばかりでしたのでどれだけ強いのか、試合を観る前まではよくわかりませんでした。

練習時、真っ先に目をひいたのが五十嵐史弥選手。

迫力のあるドライブ連打が大変印象的でした。豪快さを感じた一方で、試合では最終ゲーム9-10と英田選手にマッチポイントを握られてから、淡白に打ちミスをして失点したりせず、つなぎでの粘り強さを発揮。

この選手が来季以降はエース格として、優勝候補筆頭であろう明治大学に対抗するんだろうなと思いました。宇田幸矢選手や戸上隼輔選手との打ち合いは関東学生リーグの見どころの一つになりそうです。

松平健太選手と対戦した岩永宜久選手は下回転系のロングサーブを出して得点を稼いでいたのが印象的でした。

レシーブなどの台上処理では健太選手に一日の長がありましたが、0-2の劣勢状態からあきらめずにくらいついていき、大逆転勝利まであと一歩というところまでこぎつけたのは素晴らしかったです。敗れはしましたが、今後の試合に向けて好感触をつかんだのではないでしょうか?

3番手で英田理志選手と対戦した川上尚也選手ですが、上回転でのラリーに強い選手だと思いました。

一撃の威力という部分では五十嵐選手に軍配上がりますが、ドライブでの打ち合いでは高確率で得点につながっていましたし、カットの打ちミスもゲームを重ねるにつれて修正されていきました。

英田選手はカットマンであるはずなのに、守勢に回るとどういうわけだか苦しい展開を強いられるケースが多いように見えました。

3試合ともフルゲームの大接戦。大学生チームがプロ卓球チーム相手に正直、ここまで肉薄するとは思いませんでした。

同日行われた六大学野球(早慶戦)でも早大は大変すばらしい試合をしたようですし、やはり伝統校。こうした現地観戦による縁も発生しましたし、今後より一層のご活躍を期待したいです。

期待と不安が半々のT.T彩たま

シチズン戦に引き続き、チームの柱であるジンタクさんが欠場。これだけでも不安なところへ、勝つには勝ったものの健太選手が・・・

連打する時のミスが気になりました。バック→フォアといった切り替え時のミスは特に。サーブ&レシーブ、そして台上処理の質の高さで上回ることができてなんとか相手を振り切りましたが、攻撃のリズムが昨シーズンの好調時に比べるとう〜ん。

昨シーズンも序盤は勝てずに苦しみましたが、今シーズンもスロースタートな感じになるのかな!?

英田選手はサーブがとても上手で相手に良く効いていました。2試合目の終盤は3球目攻撃で効果的に加点。「彩たまで一番よく練習をしている選手」と監督が語るだけあって、成果はサーブによく現れていたように思います。

開幕まであと1週間ちょっと。この時期に外国籍選手がチームに帯同していないということは開幕戦&2戦目は日本人選手で戦うということ。ネガティブな想いは今日限りで拭い去り、ポジティブに応援していくこととします。

一緒に応援したファン仲間について

チームのことや試合内容のことをたくさん書きすぎました。会場に集結した仲間たちのことについては、この日の出来事も含めて開幕直前にガッチリ書こうと思うので、今回は割愛します。

自身の反省点

卓球をプレーする方にここ最近、のめり込んでしまっていることもあり、応援することよりも分析(観察)モードに重心を置いてしまう場面が何回か発生しました。

2番と3番の試合は相手を侮っていたわけではなかったのですが、勝つのは当たり前だと思っていた節があり、メモすることへ必死になりすぎたあまり、手拍子に乗り遅れる場面がありました。

また、現地観戦時は拍手の連続で手が痛くなることが想定されるので、養生する必要があると感じました。次戦の現場観戦までに時間あるので自分なりに対策を考えようと思います。

おわりに

体験したことないような環境だった為、声を出して応援できないことのもどかしさを今日ほど感じたことはありませんでした。ですが、声を出せずとも現地で試合を直接観ることがやっぱり一番だということ。

これを今日は強く感じました。

現地観戦というすばらしい機会を提供してくださったチーム関係者ならびに吉川市卓球連盟の役員さんへ深く感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。











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