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走っているときの躍動をふたたび。

マラソンに夢中になっていたころの話。

2013年 別府大分毎日マラソン(42.195km)での完走記録が私の自己ベスト。

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この大会に優勝した川内優輝選手と2位に入った中本健太郎選手が2時間8分台で完走したことを考えれば、この日がいかに気象条件に恵まれていたのか、マラソン観戦が好きな方であればわかっていただけると思う。

印象に残っている場面

レース前の静寂さ。

出走資格(3時間30分以内の完走記録保持者)ギリギリで参加した底辺クラスの私にとってみたら「これはちょっとすごい大会に来てしまったなぁ」と慄く気持ちがスタート地点で待機している間に芽生えてきた。

どの大会よりもランナーたちの本気度がちがうように感じたし、体型自体もスッキリしていてアスリートそのもの。

遠出してきたからには何としても足跡を残したい、途中棄権はさけたいという想いで序盤から走り続けていたのだけど、最後まで頑張れたのは30㎞手前で、川内選手と中本選手による激しいデッドヒート(40㎞前後)をすれ違いざまに見ることができたから。

「誰が先頭で来るんだろう。よく知らない外国人招待選手を川内や中本が後方から必死になって追いかける展開なのかな」

そう思っていたら、二人が必死の形相で先頭争い(併走)しているのが視界に入ってきたものだから我を忘れて「おぉーすげぇ!!」と興奮。

中央分離帯越しに「あとちょっとだ頑張れ~!!」とすれ違いざまに2人へ声をかけてしまったし、川内選手のあの表情見ると「よし俺も!」とやっぱりやる気になってしまう。

なので、自己ベストを出すことができたのは気象条件もさることながら、この2選手のおかげだと自分では思っている。辛すぎる35㎞すぎからの道のりは精神力ぬきに乗り超えることはできない。

「使えるものはなんでも使ってやろう」精神で

仕事の都合や怪我、卓球に出戻ったことなどでフルマラソンは6年ほど走っていないが、マラソン大会が日常的に行われるようになったら走る広告塔という意味合いもかね、T.T彩たまシャツもしくは卓球ユニフォームを着用してハーフマラソンくらいからスタートしようかなと思っている。

駅伝などもやってみたい。ファン・選手・運営らが集まってたすきリレーを行う、そんなことを考えただけでもワクワクしてしまう。




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