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実践!ゼロから学べる足の臨床

本noteマガジンはベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)5名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供してくれます。噛み砕いてゼロから教えてく… もっと読む
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#エコー

後ろ向き歩行 ~膝OAへの効果~

変形性膝関節症(以下:膝OA)は多彩な症状が出現し、罹患すると徐々に進行し、エンドステージ…

Y.K
1年前
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足部アーチ・足部障害を考える上で重要な視点~みんなが知らない最新知見~

足部アーチ・足部障害と言われ一番初めに思いつくのは”扁平足”ではないでしょうか?扁平足に…

Y.K
1年前
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捻挫発生‼ 重大なことを見逃さないための評価方法

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

Y.K
1年前
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足関節捻挫を甘く見てはいけない理由 ~慢性化を防ぐためにできること~

足関節捻挫は日常生活やスポーツ関連障害で最も多い疾患です。基本的には足部が過度に内反する…

Y.K
1年前
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足底腱膜炎と足底内在筋・アライメントの関係性

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50歳代に多い疾患です。…

Y.K
1年前
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足関節捻挫と長腓骨筋の関係性 ~長腓骨筋の機能は低下する?~

足関節捻挫は急性スポーツ外傷であり、スポーツ関連外傷全体の約14%を占めています。足関節捻…

Y.K
1年前
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足底腱膜炎と下腿後面筋の関係性 ~アキレス腱と足底腱膜は繋がっている!~

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50代に多い疾患です。一度発症すると慢性的な経過をたどり、一度症状が軽減しても再発するリスクが高いイメージがあります。 足底腱膜の原因として考えられているものとして、肥満、足底内在筋の機能低下、扁平足(内側縦アーチの減少)、足関節背屈可動域制限などが挙げられています。 しかし、上の原因以外にも足底腱膜炎の原因として考えられるものがあります。今回の記事では、下腿後面筋と足底腱膜炎の関係性を考えていきたいと

距骨下関節の解剖を掘り下げる

足部には骨が28個(両側で56個)存在し、多くの関節を形成しています。関節が多くあることで、…

Y.K
2年前
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CAIに対する介入方法の検討

足関節捻挫を繰り返すことで生じる障害が慢性足関節不安定症(以下:CAI)と考えられており、…

Y.K
2年前
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前下脛腓靭帯損傷を見逃すとマズイ理由

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 高位足関節捻挫と呼ばれる…

Y.K
2年前
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足部アーチを見るうえですごく大切な考え方 ~lamina pedis~

皆さんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 今回は足部アーチの基礎的な…

Y.K
3年前
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後脛骨筋機能不全症(PTTD)~病態・症状・リスク・ステージ分類~

PTTDは足部の変形が生じる代表的な疾患です。PTTDでは入院することはないので、クリニックや外…

Y.K
3年前
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足趾機能とバランス機能 ~TUGとFRTから考える~

バランスに必要な機能って何でしょうか? 考えるだけでも多くの要素がバランスに関与します。…

Y.K
3年前
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足関節捻挫後、不安定性を生じさせないため ~CFLとAITFLを評価せよ~

足関節捻挫では前距腓靭帯(ATFL)の損傷が多いですが、ATFLのみでは、足関節不安定性が出現することは少ないです。私の印象では、ATFLに加え、踵腓靭帯(CFL)や前下脛腓靱帯(AITFL)が複合的に損傷すると不安定性が生じる印象があります。 また、足関節捻挫後には腓骨筋や足底内在筋の機能低下、足底感覚の低下、下肢筋力の低下(殿筋群)などの機能的な要素が組み合わさることで、さらに足関節の不安定性に繋がると考えています。 そこで、今回の記事では踵腓靭帯・前下脛腓靭帯の解剖