後藤 猛|屋形島ゲストハウス

14人の離島でゲストハウスを経営しながらヒオウギ貝というカラフルな貝を育ててます|雑食…

後藤 猛|屋形島ゲストハウス

14人の離島でゲストハウスを経営しながらヒオウギ貝というカラフルな貝を育ててます|雑食偏食音楽好きな仏弟子|アパレル、DJ→アジア放浪(インド、ネパール、タイ)→屋形島ゲストハウス|

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父のこと

2024年8月、父が肺がんで他界した。享年67歳、頑丈であらくれな父だったことを思うと早すぎる逝去。昨年末に癌が発覚して、おおよそ8ヶ月。癌の進行は早く、ヘビースモーカーの父の肺は手術に耐えられない状況だった。入院中にコロナに罹ったり、スムーズに治療が進められない状況の中、肺がんの進行は進み食道を圧迫して満足に食事も出来なくなっていた。食事が取れれば元気が出るだろうと藁にも縋る思いでステント手術に踏み切ったが、手術の数日後に吐血し、その2日後に帰らぬ人となった。 生前の父は

    • 屋形島不可思議紀行~月とソーセージとビール~

      吉川さんが訪れた話の続編だが、前編読まなくても読めるけど、よければ読んでほしいです↑ さて、私は人の縁は奇妙なものだと思ってる。他人の本を読んで人生が変わることを経験した人はいると思うが、どの著者もあなたを狙ってそんなことを書いた訳でもないだろうし、なんならある意図で言ってることを受け取った側が違う意味に解釈してしまうことも少なくない。 本じゃなくても、全くの他人の失恋の歌に自分を重ねて悲しくなったり、ある人が言ってることをちゃんと理解しないまま何かを批判したり、人の脳み

      • 屋形島不可思議紀行〜オーナーがみた周囲3kmの旅〜

        屋形島を訪れたゲストに会うことで自分も旅をしている気分になる。 友人にそんな話をすると、屋形島に旅人が訪れたとき、オーナーはどんな景色をみてどんなふうに感じているのか興味があるのでnoteに記すように促された。約束はしたつもりはないけど、したと言い張る強引さに負け、ここに綴ってみようと思う。 その言い出しっぺの来客が訪れた時の物語だ。 人生は選択の連続だ。これは間違いない。選択をしない人はいない。誰しもが様々な選択肢の中、未来を紡いでいる。意識的な選択もあれば、無意識の

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      • 屋形島不可思議紀行
        2本