サラリーマンの悩みを解決する方法を考える
参考資料)パーソル総合研究所 日本の「はたらく意識」の特徴を国際比較調査
このアンケートによると日本のサラリーマンは仕事に対してやる気がなく、転職も起業も希望しません。また自己研鑽もしておらず、囚人のような暮らしをしている人達のようです。
私の周りにいたサラリーマンも、一部を除いてほとんどが同じような人達でした。何か元気がなく、仕事もやらされている感のある人達です。彼らの悩みはだいたい次の2点です。
・お金の心配(だから嫌でも仕事を続ける)
・仕事がつまらない(でも生活のために続ける)
上述の悩みの解決策は、お金の心配をなくすこと、夢中になれることを仕事にすることです。
1.お金の心配をなくす方法
ほとんどの人が将来の心配ばかりして今を犠牲にしています。
そして労働力を売って賃金を獲得しています。この状況を変えるために解決策を考えてみました。
生活費の安い国で暮らす
所得を増やさなくても生活費を下げることで豊かな暮らしを送ることができます。気温の温かい東南アジア諸国であれば、のんびり仕事をしながら暮らすこともできるはずです。定年後に移住して暮らしている高齢者もいます。
日本で暮らすという考えを捨てれば、ある程度貯蓄ができた時点で移住するのもありです。
ただ、近年の傾向はオーストラリアやマレーシアなどの国は中国人移住者が多く、この対策としてビザ発行のハードルを高めにしつつあるようです。中国人も中国政府の支配から脱出したいようですね。
所得のポートフォリオを見直す
ほとんどのサラリーマンが勤め先の会社からの収入が所得のすべてになっているはずです。この所得のポートフォリオを見直して、勤め先への依存度を減らすのです。ポイントは、労働力を売るのではなく不労所得を得る方法を考えることです。不動産を購入して家賃収入を得る、何か副業を始める、外貨貯金して金利収入を得る、などです。
※株やFXなどはギャンブル要素が強いのでお勧めしません。
こうすれば、会社への依存が下がり会社を辞めるハードルが下がります。また仕事に対しても精神的な余裕が持てるようになるはずです。ここでよく考えてもらいたいのですが、 「サラリーマンが嫌ならば本気でお金を稼ぐ方法を見つけてください」 ということです。それができないのであれば、一生今の生活から抜け出すことはできません。私が見る限り、そういう本気意識がある人は少数です。
無駄遣いをなくす
お金の悩みは収入と支出のバランスです。所得が少なくても支出を下げれば、お金に縛られない生活をすることができます。給料を増やすことは簡単ではないですが、支出を減らすことはやろうと思えばできます。 家計を見直すことで、給料を増やすこととと同じ効果が期待できます。普段必要と思っていることでも、削減できる支出はたくさんあります。
例)家賃の安い物件に引っ越す
例)無駄な交際費を減らす。(職場の飲み会、不要な外食など)
例)自動車所有をやめる
例)携帯電話料金の見直し
例)お金のいらない趣味を持つ
例)飲酒、喫煙をやめて健康を維持する(将来の医療費が減ります)
2.夢中になれることを仕事にする
一日の大半の時間を費やす仕事がつまらないものであれば、充実した生活を送ることは不可能です。本人の意識の持ち方次第で、物事の見え方は変わります。面白かったことがつまらなくなったり、つまらないと思えていたことが面白くなったりします。ポイントとして、何事も不変ではないということです。
最初は面白かった仕事が5年後には退屈に思えることはよくあることです。その逆のパターンはあまりないかもしれませんが。役職が上がって仕事の見え方が変わることもあれば、同じ役職のままで同じ仕事を続ける人もいます。ここでのポイントは、 「同じ仕事に一生を費やす必要はない」 ということです。
日本では、この考えを持っている人が極めて少ないように感じます。仕事が嫌でも、その状況を変える努力をせず、嫌な状況を受け入れつつ不満ばかりを言う人たちです。行動しなければ物事は変わりません。自分の心に素直になって、自分が何を求めているのかを理解する努力をしなくてはなりません。
周りの人を見ていても、行動できる人は少数です。家族のせいにしたり、職場のせいにしたり、自分にはできないと言い訳をしたり、やる前から諦めている人がほとんどです。だから、いつまでたっても変われないのです。失敗してもいいのです。最初は誰でも失敗から始まります。失敗から成功するためのヒントを得るのです。
どうしても行動できない人にお勧めしたいのが、環境を変えてみることです。同じ集団に長く所属していると慣れ親しんだ家族のようになり、刺激を受けることがなくなります。自分の姿も客観的に見えなくなります。思い切って知らない集団に飛び込んでみれば、少し自分のことが客観的に見えるようになります。周りに自分を知っている人が誰もいない環境というのは、自分を相手に理解してもらうための努力を必要とします。その過程で少なからず自分を振り返る機会を得ることができます。
夢中になれることがいきなり仕事になるとは限りません。それでも夢中になれることが見つかれば、毎日が充実した気分になります。仕事にもポジティブな効果をもたらします。何かに夢中になると、仕事のストレスなどどうでもよく思えてきませんか?その道で優れた成果を出すと、意外なところで職業に結びつく場合もあります。
川の流れに身を任せるように会社に依存するのではなく、自分で考えて自分が幸せを感じられる方向に向かって行動することです。 何か熱中できることを持つことが幸せになる秘訣だと信じています。 そんなことを考えながら毎日を過ごしています。
よかったら、こちらのサイトも参照ください。
https://estacionsuzuki.com/
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