受験勉強に臨むにあたって必要な心構え

4月から我が家の長男が6年生となりますが、次のステージとして本人の希望もあり、私立中学を受験することにしました。

そこで受験勉強に臨むにあたって必要な心構えを私なりに整理して伝えることにしました。

1. 受験勉強の本質は問題の解き方の習得(暗記)である

広義の意味での勉強の中の1つに過ぎない受験勉強というのは、あくまで先人達の知恵の習得であり、突き詰めるとそれを如何に習得(暗記)して、限られた試験出題範囲内でそれを発揮できるかに尽きます。

ですので、学習の過程で習う概念を否定するのではなく、まずは素直に受け入れるのが大事です。

なぜこれをやる必要があるのか、将来何の役に立つのかと考え悩んだ瞬間に脳がフリーズし、リミッターがかかり学習が進まなくなってしまいます。

2. 試験もスポーツと同じ、問題は反射神経で解く

野球のバッターが、きたボールを打つ瞬間にいちいち思索を巡らせたりせず、反射的に判断しているのと同様に、受験における試験においても問題を見た瞬間に解き方が反射的に出てくるくらいの訓練が必要です。

そのためにやるべきことは、しっかりとした解説の付いた問題を解いた上で、解説ごと全て覚える、という事をひたすら繰り返すことです。

受験とは頭の良さを測るものではなく、ましてや人間性の善し悪しを見るものでもなく、単に問題が解けるかどうかを問うているだけです。

頭が良い人というのは、頭が良いから良い点を取れる訳ではなく、頭が良いから上記の本質を誰よりも早く見抜いているから良い点が取れるだけなのです。


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