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梅雨前に買ってて良かった!カメラ防湿庫をオススメする理由

そろそろ梅雨シーズンに備える時期ですよね?
先日、友人から「どんな防湿庫を使っているの?」と問合せが来ました。
使っているのは、HAKUBAのKED-100というモデルです。

2023.5.22.段階でAmazonでは結構安く買えますね・・・(泣)

プロカメラマンでもない私がカメラ防湿庫をなぜ購入するに至ったのか、書いていこうと思います。

(1)転居先が、夏は高湿・冬は乾燥する地域

2年前の2021年6月、東京都新宿区から兵庫県西宮市に転居した。
その際、少し気になったのが、ウチのマンション特有なのか「湿気がすごい」ということだった。

室内にいても、じっとり。新宿に比べれば海が近い。川も近い(夙川と武庫川)。
また新築マンションは湿気が多いらしい。(新宿でも新築のマンションだったが、そうでもなかったような気が・・・)

梅雨時期だからかな、と思いつつも過ごしていたが、夏もかなり蒸し暑い。
クローゼットも蒸し蒸しするので、除湿剤を大量に投下。それでもあまり効果がないように思えた。

なのに、冬は思い切り乾燥する。まさに「六甲颪(ろっこうおろし)」の影響か、六甲山方面から降りてくる風はフェーン現象でかなり乾燥していた。加湿器をフル回転させる。だから、湿気のことも忘れてたが・・・

で、2022年の夏になり、また湿度の問題が浮上。
防湿ボックスで対応していたが機材の数が多すぎて、これは無理だと断念。

防湿BOX 除湿剤を密閉容器に入れることで効果がある。

(2)防湿BOXの難点

もともと、撮影は素人だが、eラーニングの講座プロデュースやディレクションをしていたこともあり、またオンラインでセミナー講師をすることもあって、それなりに機材は持っていた。

それでも、「人間が快適に過ごせている室内なら問題ないだろう」くらいに思っていた。

ところが、さすがに室内の湿度については気になり始めた。

上記の防湿BOXにはいくつか難点がある。

防湿BOXの難点

1. 棚にすっぽり入るならいいが、積み上げると機材の出し入れが大変。
2. 積み上げるにしても不安定になるので限界がある。
3. 除湿剤を買い替えるのが面倒。
4. 構造上、意外と収納力はない。

要は、全然これだと機材が入らないのである。
また、積み上げは極力避けたい。地震や自分のうっかりで機材(特にレンズ)が入っているBOXが落ちたりしたら・・・しかも、その中に2・3本入っていたら、全滅する可能性もある。

カメラは意外と高額

カメラ愛好家の方には理解してもらえると思うが、カメラ本体のみならず、レンズなど、カメラの関連機器というのは高額だ。
それが、だんだん麻痺してくる。

「この性能で30万円なら安い!」とかって思ってしまうのだが、普通に考えて、非常に高い。先日も、業務で撮影の出張に行ったのだが、カメラ周りの機材だけで100万円は越えるのが普通。それを安全に、最適な形で保持したいというのは当然だと思う。

ということで、やっぱり、ちゃんとしたのを買おうと思い、2023年はじめに防湿庫を購入した。

(3)防湿庫の中身紹介

最初、100Lモデルを買うことについて、「もったいないかな」と思っていた。カメラは、基本3台。
・SONY α7ⅳ
・SONY FX30
・SONY ZV-E10
それに、Panasonicのホームビデオカメラが1台ある。GoProやTHETA, DJI Pocketなどもあるが、上記のミラーレス一眼が収納できれば問題ない。

ということで、防湿庫も小さいのだと1万円くらいで売っている。最初はそれくらいが邪魔にならないかなと思っていた。

ところが、レンズがあるんですよね。・・・ってことで、悩んでいたら、妻に「どうして大きいのを買わないの?」と尋ねられた。「そんなにカメラが多くあるわけじゃないし・・・」「どうせ、これからも増えていくんでしょう?」

この「これからも増えていくんでしょう?」の一言で、決心はかたまり、「じゃ、100Lで」ということになりました。

実際の使用はこんな感じです。

外観(扉を閉めたところ)
外観(扉を開けたところ)


こちら、二段分。一番下にLOWEPROのボックス2つと超望遠レンズ。二番目に、フィルター類など。
三段目は、妻のZV-e10と、Panasonicのホームビデオカメラ。妻の段も用意しておくこと、重要。
二段分。レンズとガンマイクなどの段と、一番上は頻繁に出し入れするα7ⅳとFX30を。

結構収納できますが・・・またカメラ増えたらどうしよう、という感じです。

(4)使ってわかるメリット

やはり、圧倒的に整理しやすくなりました。
個別の防湿BOXに入れての管理には戻れません。扉あけたら、出したいものが出し入れできる気軽さ。BOXだと、開ける際に上下の入れ替えなどしないといけなかったりします。

妻と共同で使っているのですが、これだと自分の棚(三段目は妻用)という感じでシェアしやすいです。

それと、防湿効果は非常に高いですね。常に湿度20%以下にしてくれます。

そして、意外に良いのが、マグネットタイプのものを側面につけることができる、という点です。

マグネットのトレー+フック

意外と収納に困るものってありますからね。

ちょうどいい高さで、上にはライティングボックスをおいています。

小物を撮影するためのライティングボックス。背の高さがちょうど良くなる。

ただ、このモデルの難点が一つあります。防湿庫内にLEDとかがないので、中が見えにくいんですよね・・・

そこで、ちょっと工夫しました。

クッション性のある素材の白い板を敷きました。それでかなり見えやすくなったと思います。

防湿庫って高いイメージがありますが、もっと高価なカメラ機材を最高の状態で使うためにも、導入を検討されてはいかがでしょうか?

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