パンダ兄さん/Panda23

神戸産。大学院まで大阪。2021年、新宿から夙川へ転居。 研究者→塾講師・テスト設計→…

パンダ兄さん/Panda23

神戸産。大学院まで大阪。2021年、新宿から夙川へ転居。 研究者→塾講師・テスト設計→eラーニング講座プロデュース→AIツール開発・研究員へ。 現在フリーランスで活動中。教育関連の研究やサービス開発が主戦場。 パン・スイーツ・ガジェットについてがメイン。たまに教育・哲学とか。

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iPad mini6がテレワークデバイスとしてちょうど良い理由

発売・購入から1週間経ったiPad mini6ですが、使ってみていろいろ見えてきたことがあります。 同様に、さまざまなレビューもあり、賛辞の声が多いと反動で「買うな」というようなレビューも見かけます。そもそも、こういうデバイスって「機能面」だけで語られるものではないですよね。ユーザーの「ライフスタイル」「価値観」や「用途」によって選ばれるべきです。 どうも、「(自分には)必要ない」と「(自分は)買わない」と「買うべきではない」を混同している人がいるみたいです。興味なかった

    • 夫婦で早朝カメラウォークをするようになった話〜ホシハジロ私設応援団結成〜

      我々夫婦は、長い間、夜型生活だ。近くに夙川(兵庫県西宮市にある川)があり、散歩道としては絶好なのに、妻はあまり散歩に行きたがらなかった。 二人共、原則、在宅勤務ということもあり、ほとんど外出することがない。 ところが、この数日前から一変した。今日はその話を書いてみる。 2024年1月30日・ホシハジロと出会う私(夫)は、カメラが好きだ。 仕事で撮影することもあるので、まあ、機材はある程度は揃っている。野鳥も撮ることは撮ったが、撮影しやすいカルガモやコサギなどが多かった。

      • Ulanziのカメラ用新型ヒートシンク/冷却ファンが秀逸すぎる件。2024年2月。

        結論。熱停止に悩まされている方へUlanziのカメラヒートシンク/冷却ファンですが、吸盤式の「旧型」ではなく、「新型」を買いましょう!ストレス激減します。 どういったことに私が悩んでいたのか、新旧モデル比較も踏まえて話していきます。 (1)長回し撮影の懸念点・・・「熱停止」一眼レフやミラーレスカメラなどを使って動画撮影をする場合、ストレスの一つの原因が「熱停止」ですよね? もともと、スチル撮影機が動画機能を追加したと考えると、長時間のいわゆる「長回し」といわれる動画撮影

        • ビジネスや教育に「魔法のバット」はあるのか?逆転劇が好きな日本社会について、個人的に思うこと。

          以前、オズボーン教授が「AIが台頭するとなくなるだろう職業」を発表した。確かに、なくなる職業もあるが、新しく生まれる職業もあるだろう。世の中、新陳代謝は起こるものだと思う。 それをイメージしやすくしたのが、ChatGPTなどの台頭だろう。 研究機関や学校・企業が対応を迫られていることはわかる。私も「こりゃ、使わなきゃ!」と思って、妻にも有料での契約を早々に勧めた。これからは「使わない」という選択肢はない。 今回、そういうことを書きたいわけではない。 最近、「1日でAI

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        iPad mini6がテレワークデバイスとしてちょうど良い理由

          理解・判断には「感情」が挟まれるよね?という話。

          みなさんは、例えば「タイ料理」と聞いて、どのような印象を持たれるだろうか? 私はタイ料理が好きで、独身時代にはよくランチでも行っていたし、今でも急に食べたくなる。特にパクチーの香りがたまらない・・・ ところがだ、結婚してから、タイ料理店に行くには家庭内稟議(つまり「妻の許可」)をとらなければならなくなったw 簡単に言うと、妻はスパイスの匂い、特にパクチーの匂いや味が大嫌いであり、かなり感覚が鋭敏なのか、スパイシーな料理を外で食べて帰宅すると「ん?何の匂い!?」と慌て出す。

          理解・判断には「感情」が挟まれるよね?という話。

          梅雨前に買ってて良かった!カメラ防湿庫をオススメする理由

          そろそろ梅雨シーズンに備える時期ですよね? 先日、友人から「どんな防湿庫を使っているの?」と問合せが来ました。 使っているのは、HAKUBAのKED-100というモデルです。 2023.5.22.段階でAmazonでは結構安く買えますね・・・(泣) プロカメラマンでもない私がカメラ防湿庫をなぜ購入するに至ったのか、書いていこうと思います。 (1)転居先が、夏は高湿・冬は乾燥する地域2年前の2021年6月、東京都新宿区から兵庫県西宮市に転居した。 その際、少し気になったの

          梅雨前に買ってて良かった!カメラ防湿庫をオススメする理由

          戦争体験者である父の手記:「下関の思い出」第二部・終戦

          第一部は上記のリンクからお読みください。親父に戦争話は小さい頃から聞かされていたのですが、親父が僕に語っていた歳に自分がなってみて、いろいろ見えることもあるようです。特に、生計を立てる立場としての祖父母の苦労は筆舌に尽くし難い。「使命」ということがどのようなことなのか・・・収入がなくなったところなど今の自分の立場と重なり、グッときますw この第二部でも、終戦時の大人が子どもに未来を託す発言の裏に、実は現代の社会での構造も透かし見れるような気がして、ハッとしました。 『海賊

          戦争体験者である父の手記:「下関の思い出」第二部・終戦

          戦争体験者である父の手記:「下関の思い出」第一部・戦争

          実の父親に戦争の話を聞いた最後の世代が私ではなかろうか。 父は昭和6年生まれ。小学5年生から中学2年生までが第二次世界大戦(親父は「大東亜戦争」と言う)だった。 母親も戦争を経験している年代だが、疎開していたのでその生々しさは全く覚えていないらしい。 私は昭和49年生まれ。両親自身が当時としては割と遅めに結婚し、兄が生まれてから8年後に私が生まれた。親父は私を連れて歩いていると「孫」だと勘違いされて困った、と言っていた。 親父はまだ存命中であるが、時々、記憶が曖昧なとこ

          戦争体験者である父の手記:「下関の思い出」第一部・戦争

          【遊んで考えるchatGPT】(1)「嘘をつく」?学習データの違いを海外と日本の小説から考える

          この数ヶ月、非常に賑わいを見せている生成AI界隈。 chatGPTの出現でゲームチェンジが起ころうとしていますが、最近のアンケート結果では、いまだにchatGPTを知らないビジネスパーソンが数割いるようです。 知っていても、まだ使っていない人もいるようですね。 キャズムを越えるのはいつくらいになるのでしょうか。 さて、私は前職ではAIツールを使ったサービス設計を行ったり、理化学研究所AIPセンターとの共同研究(和文英訳のAIによる自動採点)をしていたりと、直接AI技術の開発

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          読書好きな子が、意外と国語の読解問題が解けない理由・その2

          前回、「その1」では、国語の読解力として求められることが、「趣味」としての読書ではあまり鍛えられないのではないか、ということを書きました。 今回は、違う観点から書いてみましょう。ちょっと枝葉の話になるかもしれません。 (1)記憶力は鍛えていますか?記憶力が良いとか悪いとかと言いますが、一般的に「ずっと忘れない」「大量の記憶を整理できている」というようなことが評価されますね。 国語的な読解力が話題になる際に、記憶力の話をする人はあまりいないのかもしれません。 しかし、私は

          読書好きな子が、意外と国語の読解問題が解けない理由・その2

          読書好きな子が、意外と国語の読解問題が解けない理由・その1

          長年、教育相談をしてきた経験から、よく保護者の方に相談されることがあります。 「うちの子、読書は好きなんですが、国語のテストの点数がよくないんです。」 (1)本棚を見れば、原因がわかることもまずシンプルに結論を言うと、本棚を見て、好んで読んでいる本のジャンルやストーリーがワンパターンになっていることが原因かもしれません。 小説だけではなく、アニメでも映画でもドキュメンタリーでも、好んで何らかのメディアを楽しんでいる子は、その間、さまざまな情報を受け取り、考えたりしています

          読書好きな子が、意外と国語の読解問題が解けない理由・その1

          「事実は小説よりも奇なり」への私論。この表現は信憑性を持つのか?

          "Tis strange, -but true; for truth is always strange;/ stranger than fiction" バイロン『ドン・ジュアン』より 想像の産物である小説よりも、実際に現実世界で起こる事実の方が奇妙で不思議なことがことがある。一般的にこのような意味で理解されているのが、表題にある「事実は小説よりも奇なり」という表現だ。 一般的には、Truth is stranger than fiction.と表現されることが多い。

          「事実は小説よりも奇なり」への私論。この表現は信憑性を持つのか?

          ブラック/ホワイトの二分法では見えてこないエンゲージメント(個人的体験記)

          現在はフリーランスですが、会社員として4社を経験することになった・・・ それぞれの会社で当然ながら、良いところ/悪いところ、はある。これは私のポジションから見た風景であって、他のポジションであれば逆に見えていたこともあるだろう。労務上、ブラックと呼ばれるところでも働いた。逆に、超ホワイトと言えるところでも働いた。でも、ブラックだからエンゲージメントが低かったわけでもなく、ホワイトだから高いわけでもない。その点、労務上の指標だけでは見えてこない、エンゲージメントに関わる様々な

          ブラック/ホワイトの二分法では見えてこないエンゲージメント(個人的体験記)

          転職のあてもなく「ホワイト企業」を退職し、人生初の「二度目ブロック」をした理由【後編】

          【前編】では、まだ序の口だったが、後編では本気でなぜ退職したいと考えるに至ったかを書いていく。 (1)「心・技・体」? ここは何をする組織だ?皆さんは、「心・技・体」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか? 私は相撲や柔道といった武道・格闘技・スポーツの世界での競技を思い浮かべる。 それは2019年のことだった。 入社して約一年。 課題がたくさん見えてきた。 2020年に社長交代だと社の内外の人たちは考えていたし、当事者であるO氏も否定しなかった。 私としても、それによって

          転職のあてもなく「ホワイト企業」を退職し、人生初の「二度目ブロック」をした理由【後編】

          転職のあてもなく「ホワイト企業」を退職し、人生初の「二度目ブロック」をした理由【前編】

          2023年2月末日。 私は割と名は知れた老舗出版社Z社を退職した。 人生初のフリーターになる。 不安がないと言えば嘘になる。 家庭があるし、それなりの収入があったのが全くのゼロになる。 周囲からは「そんなリスクのあることを・・・」と言われもした。 業務をして給料をもらうというだけなら、かなりホワイトな職場だった。 フルリモートでの勤務。(コロナ前から。その契約で入社したので。) 特に大きなノルマもない。 同僚は人間的にもマイルド。仲も良い。 年収も威張れるほどではな

          転職のあてもなく「ホワイト企業」を退職し、人生初の「二度目ブロック」をした理由【前編】

          To be or not to be, that is the question.

          「置いておくべきか、置かざるべきか、それが問題だ」 Apple製品を買うたび、その箱は残しておく派の岡田です。今までのiPhoneも含め、MacBookも一応箱は残しています。人に譲る時などはその箱に入れますし、まあ、そこまで邪魔にもならないかな、と思ってクローゼットに整理しておいています。 妻からは、「捨てないの?」と何度も尋ねられますが、その度に「うん」と生返事していますw まあ、Apple製品以外でも、ヘッドフォンやカメラなどの箱も置いておくので全般的に言われてい

          To be or not to be, that is the question.