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第一回葉山シャルソン完走記(その1)

【きっかけ】

4月某日。葉山シャルソン主催のまみーたさんが、「初めてシャルソンを企画するので、経験者の方、ぜひアドバイスください!」と、オンライン企画会議をシェアしているのを発見。
丁度ヒマ?だったこともあり、ふらりと入ってみたことがキッカケで何となく参加することとなった。

シャルソンとは?
全国各地で開催される交流型マラソンイベント。コースも決まっていない、タイムも競わない。ランナーは目印のTシャツなどを着て、町中に給水所の代わりに設定された給〇ポイントなどを自由にめぐる。
参加者×町の人×主催者が相互に緩く繋がることが出来る仕掛けがある面白いイベント。
ゴール後のパーティーでは、一日の体験をシェア!一番面白い体験をした人が優勝!という開催地もある。

昨年はコロさんもあって、なかなか各地のシャルソンが開催されていなかった。(僕主催の大野古民家シャルソンは平常通り開催!)その前年は、新婚旅行からの開業準備ということもあり、なかなかシャルソンに参加するのが難しかった。
ということで、実に2年以上参加者としてはご無沙汰していた!!(オンラインシャルソンはあったけどね)
久しぶりのシャルソン参加にワクワクしつつ、当日を迎えるのである。

また、今回初の試みとして、ホニャラノイエで3月から新規スタートしている「髭アンテナショップ」の出張販売も、給〇店舗として行うことに!まみーたさんに提案したら、面白そう!とノッてくれて、給〇ポイントとして参加の喫茶店の駐車場の一角を使わせてもらうことになった。

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葉山!へのイメージは、なんとな~く別荘地ぐらいしか想像がつかず、行ったこともないのでどんな場所なのか?ワクワクする。
それでは葉山シャルソン、スタートです!

【深夜急行・葉山行き】

前日開催の、ホニャラ癒しフェアも無事に終わり、長期滞在のゲスト・馨子ちゃんも交えて夜ご飯を食べてからの出発。
この日、日中に馨子ちゃんがデザインを描いてくれてバージョンアップした、ホニャラノイエオリジナルTシャツを着ていく。

まずは一宮へ。ここで、愛知のシャルソン狂こと、こいずさんと合流。
今夜は男二人で葉山までの珍道中だ。
深夜の高速はトラックが走るぐらいで快適に走ることが出来る。加えて料金も割引。新東名高速は安定感抜群で、巡行90~100キロで走るとほとんど揺れがない。
やっぱり二人が集まると、シャルソンの話になる。彼が所属していたボランティア団体に僕も加入したのがキッカケでその団体でシャルソンを主催。こいずさんはシャルソンにドハマり!!一時は年間最多出場を記録するなど、熱くシャルソンを愛する気持ちを持ってくれた経緯があるのだ。
最初はシャルソン終了後、最終の新幹線で帰ろうかと言っていたのだが、せわしないよ!と誘い込み?シャルソン終了後、一緒の宿に泊まることにした。

途中、浜松近くで休憩。眠気があったので、暫く車中で爆睡。
復活して途中、足柄SAで再度休憩し、明け方の相模灘沿いを走って平塚近くのスーパー銭湯の朝風呂へ。

計算通り、朝風呂スタートの直前に到着。日曜とはいえ、結構な人が並んでいる(ほぼおっさん)。少し安く入ることが出来るのが魅力なのか?
温泉自体は、まあ、普通のスーパー銭湯でした。
湯上り休憩所で暫し仮眠。

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いよいよ葉山へ。休日ということもあり、江の島・鎌倉付近は、サーファーで道路も混雑。波に気持ちよさそうに乗って快走したり、コケて海にダイブするサーファーを横目に見ながら走る。
葉山に到着。単なる公園の駐車場なのに駐車料金をむしり取られることに、観光地であることを実感。公園内は、海を楽しみにきたファミリーでいっぱい。
シャルソンのフラッグをいち早く見つけ、装備を整えていざ合流だ!

【葉山シャルソンスタート】

主催のまみーたさんにも初めて実際にお会いする。今日は、シャルソン創始者・佐谷さんも参加。パーティーでパクチー料理を振舞ってくれるそうだ。
簡単なレクチャーと、なぜか小伊豆さんによる選手宣誓の後、記念撮影をしていよいよ出発!

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まずは佐谷さんや小伊豆さんと、海岸線の砂浜を歩いていく。
この日は雨予報もあったらしいが、見事な快晴。雪を被った富士山もすこしぼやけてはいるが、江の島の横に見えている。
最初は足慣らしに砂浜をウォーク。
葉山と言えば、天皇家の御用邸が。スタートの時にオッちゃんが説明してくれたことによると、海・山・そして富士山を望む環境から静養の地として選ばれ、そのことから有名人の間でもここに別荘を置くことがトレンドとなり、セレブな土地となったのだそう。
ナントカっていう有名人の別荘があそこにあるんだよ!と山の向こう側を指してくれた。(伏せているわけではなく名前は忘れた。)

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御料亭の周りは厳重な塀。警備員さんも立っている。外からみても、多分立派な日本庭園が広がっているのだろうと予想できる。
沖には鳥居と灯台が見える。恐らくその鳥居の先に神社があるのだろうと予想して歩いていくと、森戸大明神に行き当たった。
正装してお参りしている人も多く、由緒正しい神社なのだろう。僕らもお参り。

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もう腹ペコの僕達。偶然辿り着いた、給〇にもなっているジャマイカ料理のお店はまだ準備中。またあとで来ます~!と先へ進み、葉山コロッケのお店へ!これもスタートの時にオッちゃんから教えてもらった。ガワパンという、ようするに丸パンに切り目を入れたパンに、葉山コロッケを挟むのが良いらしい。僕はさらに、肉団子とゴマ団子を追加。

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佐谷さんはノーマルのコロッケを注文しようとしたら、店員さんから「葉山?」←葉山コロッケの意味。と何度も聞き返され、訂正するのに苦労?していた(笑)
海辺へ行き、コロッケサンドを食べる。ちなみに葉山コロッケとコロッケの違いは、肉が多いか少ないかの違いだそうだ。

ここで、晩御飯の食材を買いに走る佐谷さんとは一旦お別れ。今日は走りこむ!と意気込む小伊豆さんと共に、僕も少し走ることに。住宅街に紛れ込み、路地を走ったり。街の地形上、どうしても自然にアップダウン、さらに行き止まりも多い。

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行ったり来たりを繰り返していたら、とある地図に、「木村家邸」と書いてあるのにもしや文化財か何かか?と期待して行ってみたら、まあ普通のお宅。しかし帰り道に思わぬ出会いが。鋭い鳴き声にふと目をやると、リスが木と木の間を飛び回っているではないか!

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そろりと近寄り観察すると、軽く見積もって10匹は見えた。野生で繁殖しているのだろうか?住宅街でびっくりだ。

これもうわさに聞いた、曜日限定かつ美味いという、フィッシュアンドチップスのお店へ。
すると佐谷さんと偶然遭遇。しかしお店は大混雑。40分待ちに食べるのは断念し、さっき訪れたジャマイカ料理を目指す。
しかし途中で、バーガー屋さんのクラフトビールに佐谷さんが目の色を変える。
ランチ一品の注文が必須とのことでちょっと迷い、僕はキューバサンドを注文。佐谷さんと小伊豆さんは、勢いよくクラフトビールを注文!なんかドリンクも注文必要と言われたので、チャイを追加した。
肝心なお味は、クラフトビールはめっちゃ美味い!とは佐谷さん談。
(一緒に頼んだバーガーは、佐谷さん、ケチャップ&マスタードをガンガンつけながら渋い顔して食べていた。僕の頼んだサンドやチャイは…言うのは控えておこう)

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口直し?にジャマイカ料理屋さんへ。(どんだけ食べるねん)
店内はシャルソンランナーでほぼ満席。二階席へ案内してもらい、暫く待つことに。佐谷さんは夜の仕込みのリミット!ということで、食べずにい出発することになった。
ジャマイカ料理のイメージが全くなかったが、豆ごはんにカレーやチキン、サラダやピクルスが乗ったワンプレート。

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あれ?スプーンがない!ジャマイカ人?の店員さん、忘れてしまったようで「すぐ取ってきますね」と下へ。しかしこれ、現地では手食しているんじゃないか?と思いつき、僕は手で食べることに。それをみた店員さん、なんか嬉しそうに「Oh!Good!」と。
インドを思い出しながらの手食。案外簡単にイケるし、スプーンで食べるより美味い気がする。興味ある方は試してみては?


食後、ふと見た物販コーナー。手に取ったドレッシングがまさかの安曇野で作っているものということがわかる。聞いたら店員さんが関係ある方がやっているそうで、僕のシャルソン人生?の始まりの地である安曇野と葉山が繋がるとは、なんかご縁を感じる。

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