フェルトのアップリケ・ワッペンの作り方を公開します(図案付き)。
こんにちは。
Re:VERSE PRODUCTSのフェルトのアップリケ、最初は自分の手で一つずつ作っていました。
イラストレーションの延長で、デザインカッターとボンドと接着芯で一つずつ作って数店舗の雑貨屋さんで販売していました。
ただ、メーカーとして始めることを決めた時、安定的にある程度量産しなければならなくなり、頭をひねって量産方法を考えたのが型を使って制作するということでした。
この工程を考えるのに試行錯誤しながら半年ぐらいかかりましたが、今ではいい思い出。
今では地元の内職さんにお願いして一つづつ丁寧に組み立ててもらっています。
Re:VERSE PRODUCTSのアップリケの制作過程、よければ見てください。
(全て手作りする方法や図案も追加しました)
●Re:VERSE PRODUCTSのアップリケの作り方(商品版)
1.下絵を描く
下絵は必ず手描きで練り上げ、フォルムやサイズ感を決めます。次に下絵をパソコンに取り込み、フェルトのスワッチ(色見本)から配色を決定。
2.フェルトをカット
機械でフェルトを型抜きする工程は工場に依頼。「Re:VERSE PRODUCTS」らしい、明るく澄んだ色調にこだわり、使用するフェルトは2つのメーカーから取り寄せています。
3.パーツを配置する
カットされたパーツを、パズルのようにシリコンの型に配置していきます。このシリコンは、型紙に合わせひとつひとつ手で切り抜いたもの。ピンセットを用い手早く正確に配置していくのは、なじみの内職さんの腕の見せ所です。
4.アイロン接着シートを貼る
型抜きされた粘着シートを重ねて熱接着。パーツがずれないようアイロンの先端を使ってひとつひとつ仮固定してから、しっかり本接着するなど、丁寧に作業するのがコツです。
4.完成
冷めたら型から外して完成。内職さんがひとつひとつ検品しながら袋詰めし終わると、みなさんの元へ旅立つ準備OKです。
追加で組み立て動画もアップします。
まるでたこ焼きを焼いているかのようです。
●手作りアップリケの作り方
下記は手作りで一から作る方法です。
図案と作り方の載った本「フェルトでつくるイラスト練習帖」がこちら
(現在は廃刊になっております)
Aパターンは上級者、Bパターンは初級者になります。
そこから少し記事を引用しながら解説します。
Aパターン(上級者向け)
出来上がりはフラットになり綺麗なのが特徴です。
用意するもの
・フェルト
※ポリエステルのフェルトにすると洗濯可能です。
・両面接着芯
・デザインカッターまたはハサミ
・カッター板(カッターを使う場合)
・ホッチキス
・ボンド
・ピンセット(あれば)
9 最後に裏面に両面接着芯(手芸屋さんで売っています)を貼り付けるとオリジナルのアップリケの完成です。
Bパターン(初級者向け)おすすめ
※仕上がりは図案が反転します。重ねていくので初心者でも簡単に作れます。
用意するもの
・アイロン接着加工済みのフェルト(手芸屋さんで売っています)
・ハサミ
・カーボン用紙
・ボンド
・ピンセット(あれば)
1. 作りたい図案を選びます。
2.フェルトのアイロン接着フィルム面側を上にして置き、次にカーボン用紙を置き、最後に図案を上に置きます。
そして、ペンで図案の線をなぞって、フェルトに線を写します。
A パターンと違い、下にくるものは下の図のように全体を写します
3.パーツごとに線に沿ってハサミで切り取ります。
全て切り終わったら、表面を上にして置きます。
4.図案の裏側を見ながらボンドで仮止めしていきます。
(アイロンする際に動かない程度に少しだけのりをつけてください)
5.アップリケしたいものの上に置いて、アイロンでプレスしたら完成です。
●図案集
いくつか図案をあげますが、個人利用のみでの使用でお願いします。
(販売目的での使用はお控えください)
下記図案はRe:VERSE PRODUCTSでは商品化していない図案です。
ここにないデザインは公式サイトにてご覧ください。
図案 動物1(犬、うさぎ、ラクダ、馬、リス、ねこ、ペンギンなど)
図案 動物2(牛、サメ、トラ、ゾウ、ネズミなど)
図案 動物3(しろくま、クマ、キリン、恐竜など)
図案 乗り物(車 飛行機 船など)
図案 こども
図案 植物、建物など
その他のデザインや新作などは、オンラインショップにありますのでそちらも覗いてみてくださいね。
リバースプロクツのオンラインショップ
●お役たち情報のご案内
Instagramでもアップリケの新作や作り方などの情報を発信していますので、是非フォローしてみてくださいね。
Re:VERSE PRODUCTS公式サイト
全国百貨店でもお取り扱いいただいています。