給与所得控除の見直し、与党内の議論に変化が

所得税制の給与所得控除について、与党内の議論に動きがあった。

先週、給与所得控除を10万円減らす代わりに基礎控除を10万円増やすことと、課税前給与収入が800万円超の人には、給与収入が増えても給与所得控除が増えない形にして控除額に上限(190万円)を設ける案が提示された。

給与所得控除を公的年金等控除、青色申告特別控除も合わせて、基礎控除にシフトさせる見直しは、与党全体として認める方向である。

しかし、先週末になって、与党内で、給与所得控除の上限を、800万円超で上限190万円でなく、850万円超で上限195万円とする案が出された。

この変更で、影響はどうなるか。

詳細は、拙稿「もし年収1000万円なら、増税額は4.5万円 『年収850万円超の人は増税』がなぜ妥当か」をご一読下さい。

http://bit.ly/TYK171211

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