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引用文献の書き方──2つのスタイル

この時期、大学3年生の中には、そろそろ卒業論文に向けて準備を始めるという方も多いでしょう。論文執筆で避けては通れないのが引用文献の記載です。引用文献の記載は、書き手にとっては自らの論拠を示すものとして、読み手にとっては検証の手段として、重要な役割を持ちます。実際に書くときになって慌てないために、方法を押さえておきましょう。

引用文献の書き方には、大きく分けて次の2つがあります。学問分野や指導教員の方針などにより、いずれかを選びます。

(1) 本文中の該当箇所に通し番号を付け、ページ下または巻末に番号順で記載

(2) 本文中に括弧付きで著者名と発表年を表記し、巻末に文献の一覧を記載

人文・社会系では(1)が、自然系では(2)が多いようです。

次回は、(1)の書き方について詳しく説明します。

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