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ビズ文化

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今日の肉まん、ほんま旨い!

コロナウイルスの伝染を避けるために「ソーシャル・ディスタンス」社会的な距離感:1メートルをキープすることを徹底されているパリです。
道を歩いていても、パン屋でも、スーパーマーケットでも、妙に人を避けて歩きます。
人も少ないですし、閑散とした雰囲気のパリです。

フランスやイタリアなどのラテン系の人々の「ソーシャル・ディスタンス」は元来は凄く近々しい。
「ビズ文化」というのがありまして、男性と女性があいさつをするときに、左右のほっぺたをくっつける、もしくは軽くキスをします。
キスをしなくとも口で「ちゅっ」という音を立てます。
恋人同士だと、ほんとにチューします。

男性と男性は、基本的には握手。
若い世代は、ゲンコツを合わせたり、手をパンとやってからゲンコツをやったり色々な複雑なパターンが存在します。
だけれど、この2~3年くらい、男性と男性でも、ビズをするのが流行っています。
男性と男性も、恋人同士だと、ほんとにチューします。

パリに住み始めたときに、一番難しかったのが、このビズの習慣。
恐らく、パリに住んでいる日本人男性はビズが好きでしょう ^_^
日本にいるとこんな嬉しい瞬間ないですもの!
恋人同士でも、そんなにないんじゃない?

ただ、このあいさつのタイミングが難しい。
初対面でもビズするのか?
目上の人やクライアントでもビズするのか?
会ったときも帰るときもビズするのか?
相手が何かに集中しているときはどうアテンションするのか?
やー、難しい。

一刻も早くソーシャルディスタンスなんてなくなることを祈ります!ビズ!

PS メールの最後に、「Bisou!」と書いたりもしますよ。

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