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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2022年12月の記事一覧

俳句と作文「大晦日の仙台朝市へ」

詩心は冬日溜りへ帰りゆく 句を詠めり鶴が機織る夜のごとし         by さとうえいこ 宮城県仙台市、 日差しの眩しい大晦日でした(^。^) 仙台朝市に久しぶりに 行ってみました。 8時の時点では 混んでなかったのですが、 どんどん賑わってきてビックリ‼️ お天気が良いと 人ってお出かけしたくなりますからね♪ 朝市丼を食べてから さっさと買い物を。 お刺身とナメタカレイ等を 買いました。 仙台ではナメタカレイの煮付けを お正月に食べます。 私は秋田出身なので冬

台湾引き揚げの記・生死の狭間を

はじめに そのとき1歳、赤ん坊だった私。赤ん坊とはいえ当事者であったことは事実だ。当時を知る人たちは年々他界。語り伝える人はいずれいなくなる。引揚船内に蔓延した疫病で落命、海に捨てられた人たち。機雷に触れ船が沈没、海の藻屑となった人たち。その名も数も不明のままだ。 以下は、私が半世紀以上にわたり家族や体験者から漏れ聞いた言葉を紡いだものである。この聞き書きを生きて故国に帰れなかった多くの御霊にささげたい。なおトップと記事中の画は姉小野寺美保子筆である。 目次 1・引揚