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【百害あって一利なし】他人との比較をやめる方法3ステップ
常に他人と比較して落ち込んだり、焦ったりするのがツラい。もっと自信を持って自分のやりたいことをしたいけど、どうしたら比較をやめられるの?
こんな思いに応えるため、本記事では次の内容をお伝えします。
①他人と比較することの1番のデメリット
②他人との比較をやめる方法3ステップ
③最後に:あなただけの理想をつかむ
ぼく自身も他人と比較し、劣等感や自己否定に苦しんできました。ずっと人と比較し、自分らしく生きれないことにもモヤモヤしていたんです。
ただ、心理学や認知科学を学ぶうちに「比較グセ」には理由があり、手放す方法もあることを知りました。
そこで本記事で、簡単に実践できる他人との比較を根本からやめる方法をお伝えします。
きちんと実践していただければ、少しずつ比較の苦しみが減り、自分らしい人生に近づいていくはずなので、ぜひ試してみてください!
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魚住たけし
1994年高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、明治安田生命に入社。働き方があわず不安障害に。ブログ・SNSに挑戦し、開始1年で独立。2023年に月1000万円を稼ぐ。しかし他人の評価や比較・競争に振り回され、自分のホントにやりたいことや生きたい人生を見失ったことをきっかけに、300万円以上をセミナーや書籍に投資し、心理学や認知科学、成功哲学、コーチング理論を学ぶ。現在コーチ、発信者として人が「ゆとりを持って自分らしく物心ともに豊かになる」ための活動をしている。
他人と比較することの1番のデメリット
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他人との比較は「劣等感」や「自己否定感」「焦り」「嫉妬心」などを生み、たしかに苦しいです。
ただ、その苦しさ以上に、他人と比較することには大きなデメリットがあります。
それは「自分らしく生きれないこと」、もっと言うと、いつまでも「幸せになれないこと」です。
なぜなら人と比較していると、ずっと他人の価値観やモノサシで生きることになるからです。
たとえば本来の自分は、今の暮らしに満足なのに、昔の友人が自分よりも豪華な家で優雅に暮らしていることを知ったとたん、そこに比較が入ると一気に今の満足が消えます。
他にも「あの人の方が年収が高い」とか「仕事で結果を出している」とか「頭がいい」とか。「彼氏がカッコいい」「いい家に住んでいる」「頻繁に海外旅行に行っている」とか。
比較をはじめると切りがない上に、本来の自分を見失って人生が「劣等感まみれの自己否定的なものになる」か「人よりも少しでも優位になるためのレース」のどちらかになります。
いずれにせよ、自分らしい人生や満足、幸せは失われます。
本来、人生は自分1人だけのマラソンレースです。そこに他人はいません。
なのに比較するのは、わざわざ自分から相手の方が前に進んでいるレースに割り込んで、「自分よりも前に進んでいる〜」と悔しがっているようなものです。
比較は、自分の幸せを見失う、百害あって一利なしの行為です。
他人との比較を手放す方法3ステップ
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では、その比較を和らげていきましょう。手順はかなりシンプルです。
(ただ本当に手放すには覚悟と決断が必要で、恐怖心がつきまとい時間がかかります)
今回紹介するのは、次の3ステップになります。
①人とよく比較する項目を知る
②比較する目的を知る
③そもそも自分には価値があると知る
ぼくが持っていた比較グセを例に、わかりやすく紹介するので、ぜひ読みながら実践してみてください!
①人とよく比較している項目を知る
ファーストステップは、自分が「どんなことでよく人と比較するのか」、その項目を理解しましょう。
その項目が意味するのは、あなたが他人に対して「自分の存在価値の証明に持っていなければならないと思い込んでいるもの」です。
ちょっとわかりにくいと思うので、まずはぼくがよく人と比較してきた項目を紹介しますね。それは次の通りです。
・収入
・資産額
・学歴
・暮らしの快適さ
・仕事の成果
・社会的立場
・行動量
・頭の良さ
・運動能力
など
ぼくが上記の項目で比較してきた理由。それは、上記の項目で「人よりも優位でないと自分には存在価値がない」と思い込んでいたからです。
たとえば「年収が低いとバカにされる、恥ずかしい。頭が悪いと見下される。そんな自分には価値がない」という感じです。
言ってしまえば、人よりも年収や仕事の成果、頭の良さで劣るの怖くてたまらないんですね。
だから、自分よりも「上」にいる人と比較しては凹んだり、焦ったり、劣等感を感じたり、嫉妬したりします。
自分の存在価値を人に証明するのに、ぼくの場合はどうしても年収や仕事の成果、頭のよさ、暮らしの快適性が必要でした。
よくマウントする人も、実は自分の存在価値の証明を、必死にしていたんですね。
あなたは、どんな項目で人と比較しますか?きっと明確に、人とよく比較する項目があるはずです。
ぜひ、よく人と比較する項目を書き出して、自分の比較グセを客観視してみましょう!
②比較する目的をつかむ
続いて「なぜその項目で比較をするのか」、その目的を理解しましょう。
といっても、その目的はもう先ほど述べました。それは、「自分の存在価値を証明するため」です。
たとえばぼくの場合は、
①年収でよく人と比較する
↓
②自分よりも上の人を見て焦ったり、劣等感を感じ悔しくなる
↓
③もっと稼げるようになって見返そうと思う
↓
④なぜなら年収が低い自分はダサいし、他人に見下されるから。それが怖い
↓
⑤だから年収を上げて、自分のすごさや存在価値を示そうと頑張る
↓
⑥つまり、年収が低い自分には存在価値がないと思い込んでいる
ぼくは「年収額=自分の価値」という思い込んでいました。この流れは、多くの人が似ています。
彼氏のカッコよさで比較する人は「カッコいい彼氏がいない自分には存在価値がない」と思い込んでいます。彼氏でバカにされることを恐れているんですね。(「彼氏のカッコよさ=自分の価値」)
『暮らしの質(「暮らしの質の高さ=自分の価値」)』や『家族との関係性(「仲のいい家族関係=自分の価値」)』などもそうです。
ちなみに、劣等感を感じながらも努力せずに諦めている人は「これまでの成功体験が少ないゆえに、自分にはどうせ無理」と思い込んでいるケースが大半です。
つまり
『よく人と比較する項目=自分の存在価値を証明をするのに大切だと思いこんでいること』
となります。
これが「思い込みである」と気づけたとき、もう比較グセの50%くらいは軽くなります。
③「そもそも自分には価値がある」と理解する
では、最後のステップです。ここでは、「そもそも自分には価値がある」と理解しましょう。
ぼくもずっと年収や仕事の成果で人と比較し、自分の存在価値を証明しようともがいてきました。
そのおかげで月1000万円は稼げましたが、その代わりに自分らしい人生を見失いました。
比較を手放し、自分らしい人生を歩みはじめる最初の一歩は「そもそも何もなくても自分には存在価値がある」と心から理解することです。
あなたには生きているだけで、そこに存在しているだけですでに計り知れない価値があります。
たとえばお金を稼げていなくても、仕事や勉強ができなくても、暮らしが質素でも、ルックスがよくなくても、あなたには価値があります。
そのことに気づけたとき、自分らしい人生がはじまっていきます。
とはいえ、すぐにそう感じるのは、なかなか難しいはずです。そこでもし他人と比較しそうになったり、劣等感や嫉妬などを感じたときは、次の2ステップを心のなかでしてみてください。
①自分はその比較項目と自分の価値を結びつけているけど、それは思い込みに過ぎないと理解する
②「自分はその比較項目で劣っていても価値がある。ありのままの自分で価値がある」と落ち着くまで唱える
以上を繰り返して、比較ぐせが弱まっていくと、この世は実は自由で楽しい世界だと感じれるようになるはずです。
ぜひ、続けてみてください。
補足:より比較を手放したい方へ
ちなみに、比較グセを根本から手放したい方は「誰にいつその価値観を植え付けられたのか?」を振り返るのがより効果的です。
たとえばぼくの「年収が低い自分には価値がない」という価値観は、父親から植え付けられた価値観です。
父親の働きぶりや日頃の会話から「お金をたくさん稼がないと好きなことができない」「立派に生きたいならお金を稼げ」「年収の高い仕事に就け」という価値観を植え付けられてきました。
つまりぼくは父に認めてもらうために、父に褒めてもらうために、父に満足してもらうために、お金を稼ごうとしたんですね。
あなたは、誰の価値観に応えるために、比較をしていますか?そして、それはいつ頃から芽生えはじめた価値観ですか?
この構造に気づけたとき、一気に比較ぐせが軽くなります。なぜなら、人の期待に応えるために、人と比較するのがバカらしくなるからです。
ぜひ、お試しください。
最後に:あなただけの理想を明確にする
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以上が、他人との比較をやめる方法になります。ぼく自身が実践して、効果のあったやり方なので、ぜひお試しください。
そして最後に、半永久的に比較からおさらばする方法をお伝えします。
それは「自分だけの理想」を明確にすることです。
誰になんと言われようと、バカにされようと、あなたが実現したい人生はなんでしょうか?
あなたはどんな価値観やライフスタイルを大切にしたいですか?
たとえばぼくは「ゆとり」や「自然」「家族や仲間とのつながり」「思いやり」「知性」といった価値観を大切にしています。
なぜなら上記の価値観を満たせたとき、大きな充実感と安心感、そして幸福感を味わえるからです。
なので上記の価値観を満たせるような生活や仕事をしていきたいと考えています。
あなただけの理想はなんですか?そこが明確になったとき、あなたは、比較による劣等感まみれの人生から、希望と楽しさに満たされた人生に抜け出すことができるでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください!
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